あとがきという"体"のぼやき【既セク女には希望を探し出すことすら烏滸がましい】
上記の記事ですが、実は昨日まで『春の陽気と開花につられて』というタイトルで、『恋をしました、これから頑張ります♪』というテイストの文章で出会いからの流れを書いてました。
この恋の結末を迎えたらアップしようと、下書きに書き連ねてました。
失恋しても、うまくいっても、最後を書いてアップしようと。
皆さんに聞いてほしいトピックとして、そわそわしながら書いてました。
上記の記事は、その下書きが全く使えず、新たに書き直したものです。
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…どうしてこんなことになってしまったんだろう…
原因を追究すると、とどのつまり『身体目当てだった相手』と『心目当てだった私』がうまくいくはずがなかったんですよね。目的が違うんだもの。
それか、相手にとって『身体目当てレべルの女にしかなれなかった私』が原因。
婚活パーティで知り合ったからと言って、目的が違うのは慣れているはずだったのに好きになってしまったから、そこを見たくなかった。目を背けていたのも原因。
相手が言った、『身体の関係を持ってから付き合いたい。今までもそうしてきた。』とか都合が良すぎるんですよ。嘘か本当かはわからないけど、『付き合わない場合もあるじゃない。その場合、ただのセフレだよね』と反論できなかった私にも問題がある。
私が、いわゆる"大人の恋愛"に慣れて無くて、身体の関係を持ってしまった後にどう関係を続けていって『お付き合い』になるかがわからないんです。
相手は私より3歳年上で、お互いいい大人だから、身体の関係から入ってもよくない?みたいなよくわからないノリなのかなぁ…
本当にいい歳して『身体の相性がどうの』って言ってる人どう???
でも、言ってることは理解はできる。
モラハラ彼氏の時は痛すぎて、『あー…これが毎回だとしんどいかも…』って思ったこともあるし、最近までお付き合いしてた人とは、付き合ってから『身体の相性悪かったらどうしよう…』とか少なからず不安になってたから、言ってることはわかるんだけど…けど…という心の綱引きをずっとしてた感じ。
身体の関係から入って、終着点はどこになるんだろう…とか進め方が全くわからないので、LINEを送らずにいたら、相手も送ってこない。ただそれだけ。
次の一手が、先のすべてを決める。お互いそれは理解していると思う。
相手は『絶対にリスクを取らない人』なので、LINE送ってこれないのもわかってるし、私もどう進めていいかわからないからLINEを送らない。
相手は『しがないさんがそうしたいならどうぞ』って人で、今までも、私がLINEをするから返信する、みたいな。
でも、わかってるんです。
きっとこの先、お付き合いまでいくには、相手が『しがないさんと付き合いたい』と望まないとダメなことに。
リスクは絶対に取らない人だと理解しているけど、リスクを冒してまでほしいと思われる人にならないとダメだと、頭では理解していたのに、既セク女に成り下がってしまったからこんなに苦しいんです。。。
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きっと、本当に愛情や好きな感情があれば、身体の関係から入っても付き合うだろうし、付き合ってから身体の関係持っても、別れるときは分かれるから、大人の恋愛ってそんなものなんだろうね。
見極めるべきは、ヤリモクかどうかを含めた『相手の自分への気持ち』なんだねきっと。
…と、散々泣きはらして冷静になってきた頭で考えてみた。
ただ、『今日ありがとうございました』のLINEすら私からいつも送ってて、『無事帰れてるかな』の心配の一つもない相手とは、身体の関係を持ってはいけなかった。
そういうところで愛情計りがちじゃない?大切にされてない、どうでもいい感が出る。でも、素直で少年みたいな人だったから、本当にどうでもよかったんだろうなと考えると余計苦しいわけです。
そんなことわかってたんです。身に染みてわかってたんです。
そして、1回の身体の関係で、彼女面するなんてくそダサいことしたくないし、そんなことできる精神力の持ち主なら、今ごろ相手の部屋に住み着いてるわ!!!と思うわけです。
毎回思うけど、『男性 脈あり サイン』とか必死で調べてる時点で脈なんてないのよ。わかってるんです、そんなことは。痛いほどわかってるんです。
多分、今までの婚活ならお付き合いできてる親密度だったのに、お付き合いできなかったのは、相手と私の目的の差だということに今気づいて泣いてる。。。付き合ってもないのにこれだけ泣けるのかってほど泣いてる。。。
そうか、この恋をするのには、15年ぐらい遅かったんだな。。。
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10年間、彼氏がいなかった私は、同じ世代の人々より、10年恋愛偏差値が低い。10年真面目に恋愛してれば、今こんなに苦しんでなかったと思うし、もっとうまいことできたのかなと思ったりする。。。
タラレバ言ってて恐縮です。
上部の記事は、本当につい2日前に起きたことで、心の中のモヤモヤを書いてすっきりして新しい恋に向かおうと決意するために書きました。
昨日と今日と、相手からLINEはきてません。私も送りません。
『今日はありがとうございました』のLINEすらありません。
LINE上は時が止まってるんだから、既セクの事実は消えませんか…?
消えませんかそうですか。
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そんなに器用じゃない、むしろ不器用すぎるんですよ。
既セク女に成り下がった事実を消し去りたい、むしろ消し去らないと進めない…何か月たてば消せますか…
私も『酔ってたし覚えてない』って言えばいいのか。
ショックだったことはたくさんあるけど、
『使いかけの大きめのゴムの箱が、雑にベッドの頭上に置かれてたこと』
が一番ショックだったかな。。。
昨日も誰か抱いた?みたいな。モテるだろうし。
その光景にも目を伏せた。
結局、自分の都合のよいことしか見てこなかった結果、今がこうなっているわけで、いい加減気づいたほうがいい。
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相手の人はね、本当に素敵な人だったんです。
婚活パーティなんて来なくたって出会いなんていくらでもあるような人で、『婚活パーティ』という場にある意味ふさわしくなかった。
私が惹かれたのはお相手の、努力する姿勢や反骨精神。
すごくキラキラしてる中にギラギラしてたり寂しいって感情があったり、その人の奥底にある万華鏡のような性格がすごく好きでした。話していてすごく心地よかった。
育ってきた環境は正反対でも、わりと似たところがあって、『この人とお付き合いできれば、結婚まで早いだろうなぁ…』とぼんやり思ってた。
1回会う時間がだいたい6時間以上。
15時待ち合わせで23時ごろまで一緒にいることが多くて。
一瞬で時間が過ぎるんですよ。楽しくて。
話してると4時間あっという間にたってて、ラストオーダーとか閉店を知らせる店員さんの呼びかけで時間がたってることに気付くぐらい。
それぐらい素敵な人でした。
私が釣り合わなかっただけ。
多分ね、相手が"彼女"という存在に求めてるものを私はほぼ全部持ってた。
何を求めてるか、正解は分かってたんです。
でもね、不器用すぎてアピール出来なかった。
こんなの、『試験の答えは分かってたけど、緊張で書けなかった』とか、いくら言い訳をしたところで落ちるものは落ちるし、試験の時には戻れないんですよね。本番一発勝負。大人になってからの恋愛なんてそんなものか。
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せめて、あなたときちんと付き合いたいと、あなたのことが真剣に好きだと言えばよかった。毎回思うけど、どうせこうなるならきちんとぶつかれば良かった。
正確には、いつか言うつもりだったけど、相手の私に対する態度を見てると時期尚早だと判断してて言えなかった。『ほんと私のこと1mmも好きじゃないんだな』って、言葉の端々に痛いほど感じてたし。
大人になってからの失恋って、しんどいじゃないですか。
ダメージが大きすぎて受け止めきれない。
でも、こう思うと、どのみちダメージ受ける分同じだよねと。
それならぶつかってみたらよかったと思う…と堂々巡りなわけです。
今となっては後悔ばかりで。
後悔ないように頑張ったつもりでも、『もっとこう出来たんじゃないか』『あの場面でこういう返しをできなかったのはなぜか』とか、頑張っても頑張っても精一杯背伸びをしても、恋愛偏差値が足りていなさ過ぎてどうにもできなかった。
これが私の実力です。
果たして、一番はじめに相手が『しがないさんのこういうところ、可愛いと思うんだよね』と言ってくれたところは、4回目のデートで出せていただろうか…ずっと緊張してて、ずっと愛想笑いしか出来ていなかったように思う…。
これも毎回言ってる気がするなぁ…
進歩がないね、私。
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婚活で知り合った男女なんて、友達でも恋人でもない、ただの知り合いなんだから、LINEブロックしちゃえば関係ないただの他人になる。それぐらいの薄い関係なんですよ、そりゃそうだよね、出会って1か月ぐらいなんだから。
そこから、『この人のことをもっと知りたい』と思えばお付き合いになるだろうし、きっと相手にとってはそうじゃなかったんですよね。
やっと見つけた人を手放してしまったんです。自分の手で。
『相手からつかんでくれないかな』って横目で見ながら。
他力本願なんて何の意味もない、良くなった試しなんてないのに。
それでも、それでもまだ、お付き合いすることを望んてる私がいるんです。
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相手が話してくれる、『彼の周りの人の話』がすごく好きだった。
いろんな人に慕われていて、その話を楽しそうにしている相手を見るのがすごく好きだった。
好きなところ挙げたらきりがないけど、こんなに泣けるぐらい好きだったんだと思うと、正直自分でも引いてる。。。
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どうしたらよかったんだろうね…。
でも、既セク女に成り下がるより、真剣に告白してみて玉砕したほうがまだ救いがあったんじゃないかとすら思う。
相手は1mmでも私のこと好きだったのかな…とか、取り留めのない、正解のないことばっか考えて、どこかに救いがないかを探してしまうけど、既セク女に救いなんてないんだよって事実が痛いほど心に突き刺さってて、どうしようもない。。。
神様、そろそろハードモードやめてくれませんか…
婚活パーティ230回通って、やっとみつけた相手がこれか。
このフレーズ、どこかの記事でも書いたな…
好きになるとうまくいかないんですよ、毎回。
わかってた、わかってたんだけど、知らない間に好きになってたんです。。。
きっと、この人とは、どの時代にどんな関係で出会っても、きっと好きになってたなとすら思ったんです。
それぐらい居心地と性格の相性が良かったんだと思います。相手からすると違うかもだけど…合わせてくれていたのかもしれないけど、私は心の底から思ってた。。。
あーあ、つらすぎて笑えてくる。
婚活がハードモードすぎてつらい。
自分にとって特別で、相手にとって特別って、奇跡みたいなものですよね。
毎回思うけど、もうそろそろ良くないですか…いっぱい泣いてきましたけど…そろそろ巡りあってもよくないですか…
今回だけは本当に諦めたくなかった。。。それぐらい特別な人でした。。。
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ぐだぐだ、ここまで読んでくださりありがとうございます。
もう少し、この婚活地獄にお付き合いくださいませ。。。