自己紹介
今さらながら、自己紹介をしたいと思います。
なんとなく、ちゃんとした自己紹介の投稿をしていなかったような気がします。断片的には、いろいろ書いてきたつもりなのですが。かといって、ご紹介できるような内容のものは一切ないのですが…どこにでもいる普通(よりも底辺)の人間です。
1984年生まれ。地方の大学を卒業して、正社員として小売業に勤めています。
2016年に「延髄外側症候群」という病気になりました。ワレンベルグ症候群とも呼ばれています。
一週間くらい前から肩に、感じたことのない違和感がありました。転勤をしたばかりだったし、肩こりがひどいタイプでもないし、たぶん疲れが出たんだろうと思っていた。しかしスーパー銭湯に行ってもマッサージに行っても治りません。
そして数日後の休日の夜。突然右腕の強烈な痺れに襲われました。当時お付き合いしている女性と会っていましたが、明日も仕事だし、早く帰ろうと車で送り届けた。しかし腕の痺れはひどくなる一方。そして気持ち悪さも襲ってきた。「じゃあね」と言ったものの、近くの駐車場に車を止めて、中で横になりました。次の瞬間強烈な吐き気に襲われ、僕はなんとか車の外に嘔吐した。そこからスマホで彼女に連絡し(彼女が電話に出てくれて良かった)すぐ来てもらった。
そこから自宅に戻るまで、2ヶ月以上かかりました。当時お付き合いしていた女性には入院中にフラれました。人生どん底です。でもなんとか社会復帰できた。それを感謝しなくてはなりません。
発症の原因は「椎骨動脈の解離」だそうです。つまりなんらかの理由で動脈の内壁が裂け、そのまま血管内を塞いでしまった。簡単にいうと「脳梗塞」になります。首に強い衝撃があると発症することがあると。でも思い出してもそんな強い衝撃の記憶はありません。こういうこともあるんですよね。
右側の血管が病変なので「右の顔面と首から下の左側」において、温痛覚がほとんどありません(首を境に障害の左右が交差します)また右目は涙が出にくく、声帯の動きが弱ってしまったので、声もかすれやすい。バランス感覚だったり、体幹の筋肉が上手に使えないので、片足立ちをしたり、細い一本道などを歩くのも苦手です。
病気をして人生を考え直すきっかけになりました。元々ネガティブな性格でしたが「生きているうちにしかできないこと」を考えて実行しているうちに、少しずつではありますが、普通の幸せを享受できるようになったと感じています。でも本当は「なにがあってもへっちゃらさー」というポジティブに全振りした性格に変わりたい。
自分が生きて社会に復帰した意味というのをずっと考えています。世の中のために何ができるのか。就労とは別の社会活動で、世の中を変えるようなお手伝いができたらと思っています(まだ実現はしていませんが…)
未だに薬を飲みながらの生活ではあります。この年齢でさぁ…と何度も思いました。70歳まで生きるとしても、あと30年以上薬を飲み続けるの?いや、薬の影響で、70歳まで生きることなんて夢のまた夢かもしれない。そしてダイエットだ。
絶賛独身です!正直、入院中にフラれた経験から、母親に「もうこんな人生は嫌です。好きなことをして生きていきます。俺の結婚は諦めてください」と泣きながら伝えたことがあります。
車やカメラ、ガジェットが好きです。やりたいことはたくさんあります。本をたくさん読む。映画を観る。音楽を聴く。そして旅をする。食べることも好きです。
「いつも通りにやってくるはずの明日が来ないかもしれない」という恐怖は本当に例えようがありません。
こんな自分の人生経験が誰かの役に立てたら最高ですね。
と、言いつつ誰の役にも立たないことをダラダラと投稿し続けていくんだろうと思います。
ふーん、こんなやつもいるんだな。くらいに読んでいただけたらありがたいです。
宜しくお願い致します。
2021年1月12日
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