共同通信世論調査/まとめ
社会現象ニュース/SGNです。
共同通信の世論調査(12、13日)が発表されました。
内閣支持率は横ばい(誤差の範囲)で引き続き不支持が支持を上回りました。
不支持が支持を上回るのは3ヶ月連続で2012年12月の安倍政権発足以来最長となっています。
それだけ低空飛行が続いていて厳しい政権運営になりそうです。
安倍総理が目指している憲法改正はますます困難になりそうです。
憲法改正には期限がありますがそれについては今度書きます。
それでは他の項目も見ていきます。
柳瀬元首相秘書官説明
「納得できない」75.5%
「納得できる」14.7%
働き方改革関連法案
「成立させる必要はない」68.4%
「成立させるべき」20.3%
加計学園の獣医学部新設の手続き
「適切とは思わない」69.9%
「適切だった」16.9%
麻生氏の責任
「辞任すべき」49.1%
「必要はない」45.5%
自民党総裁選
小泉氏 26.6%
石破氏 24.7%
安倍氏 21.2%
野田氏 5.3%
河野氏 4.6%
岸田氏 4.5%
全体的に政権に厳しい結果となっていますね。
自民党は柳瀬氏の参考人招致で巻く引きとする計画ですが、納得できないという人が75.5%と圧倒的多数です。
働き方改革関連法案も7割近い人が成立の必要はないとしていて強行採決に踏みきれば批判は避けられません。
加計学園の獣医学部新設の手続きについても適切とは思わない人が7割となっていて安倍首相他の説明に納得した人は少ないと思われます。
最近何故か火に油を注ぐ麻生氏については辞任するべきという声が高まっています。
5割近い人が辞任するべきとしています。
次に政党支持率を見ていきます。
自民 37.1 +0.3
立民 13.3 +1.4
共産 4.5 -0.6
公明 3.7 +0.5
維新 1.5 -1.5
国民 1.1 新党
社民 0.8 -0.4
自由 0.7 +0.5
希望 0.7 -1.0
自民、公明、共産、社民、自由は誤差の範囲なので上昇も下降もせず横ばいです。
立憲民主党は前の月から1.4ポイントふえて13.3%となり上昇しました。旧民進党支持層が流れた可能性もありそうです。
12月ごろから11~12%で推移していましたが、最近は12~14%で推移していて緩やかに上昇しています。
注目の新党、国民民主党なんですが支持率は1.1%となってしまい、民進+希望の支持率ではなく旧民進党の支持率と同じ程度になりました。
さらに国民民主党に期待する人は18.1%と非常に厳しい結果です。
一方希望の党はまだ国民民主党が出来たことを知らず支持している人がいるかもしれません。