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2019年振り返り。絵本編

今は小学生の子どもが1歳くらいの頃から、ほぼ毎晩一緒に絵本を読んで眠るのが習慣になっているので、かなりの数の絵本を読んできました。(今晩も読みました。)大人が面白いと思うものと子どもが面白いと感じるものは当然違うし、お兄ちゃんと妹が好きな本もまた全然違うのですが、ここでは親子で一緒に楽しく読めた本を中心にまとめています。

2019年に出会った良かったもの「絵本編」です。

ふたり / 瀬川康男、富山房

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とにかく絵が良い。言葉は「ふたり」「どぷり」「ごろり」などシンプルに韻を踏んだ単語だけという構成も絵を存分に引き立てている。子どもと読む度に適当に色んなことを付け足しながら読める楽しさの余白が多い1冊。

まめ / 平山和子

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絵本というより画集と呼んだほうが正確か。色んな豆が描いてあるだけといえばそれまでなんだけど、なんとも言えない滋味深さがある。対象年齢4才からと描いてあるけど、実は大人向けだと思う。

もりのえほん / 安野光雅

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上の子は全然興味を示してくれなかったけど、下の子は大好きな安野さんの絵本。樹々の中に隠れている動物を探したり、もっと何かいるかなぁと本をくるくる回しながら見ることができて楽しい1冊。

わにわにのごちそう / 小風さち、山口マオ

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「わにわにシリーズ」はどれもすごく好き。どの本にもくすぐられるユーモアと潔い快楽を感じる。

きんのたまごのほん / マーガレット・ワイズ・ブラウン

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ストーリーとあまり関係のない日本画のようなタッチの植物図がページを埋め尽くす不思議な絵本。かわいいうさぎとひよこが主人公のストーリーも悪ふざけしている感じで、絵とストーリーのアンバランスさにニヤニヤしてしまう魅力の1冊。

それゆけ!きょうりゅう ベースボール大決戦 / リサ ホィーラー、バリー ゴット

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恐竜の名前も日本名と違うものが多くて馴染みがないし、そもそも野球のルールを子どもは知らないんだけど、スタジアムの熱狂みたいなものが確かに感じられて本当にワクワクしながら読み進められる。日本語のシリーズは「野球」と「サッカー」しかないんだけど、原著では「バスケットボール」「ダンス」「カーレース」など色んなシリーズがあるので続編の翻訳出版も期待している。

また、こちら( まるで創造性の塊。6年間読んだ中から選んだクリエイティブな絵本のオススメ6冊 )には大人目線で選んだ素敵な絵本のセレクトもしています。

残り「映画編」「本編」も振り返ってみようと思います。

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