ぶどう棚作り
今日は大雨になってしまった。昨日はぶどう棚を作ったのだが、まだ溶着(塩ビ管の固定)はしていない。鉢で育てているシャインマスカットの生育が早く、秋に予定していたぶどう棚作りを暑い盛りにやらざるを得なくなった。狭い設置場所に合わせて設計し、所定の長さの材料を発注しておいたので組み立てるだけなのだがこれが大変だった。天井を作る作業場所がないし、もし組みあがったとしても運んでくる通路もない。出来上がった天井を2m以上の高さに持ち上げるのは、大きいし重いしでとてもできない。結局、現場で徐々に組み立てることにした。設置場所のドアの都合で、ぶどう棚の天井の高さが220cmになってしまい、後々のブドウの手入れも大変だが、これはやむをえないことである。高所での組み立て作業になったが、下には植木鉢やプランターが並び、足場を置く場所がない。物を次々にコマ送りのパズルのように移動しては、自分の居場所を作りそこに足場を移動し作業した。これは自分が挟まれて動けなくなるほど困難な作業だった。
ぶどう棚の支柱の置ける位置は設置場所の環境で決まってしまう。部品数を減らす設計にしたので、組み立ては組木パズルのようになり、空中で両側から一斉に組む技巧が必要なのだが、私が簡単に移動できない状況なので、一方をガムテープで固定したり、ロープを利用したりの工夫のあげく何とか一人の手で組み立てることができた。何度もやり直したのでだいぶ手間取ってしまった。昨日は暑い炎天下だったので、熱中症気味で夕食は水しか飲みたくなかった。