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片面のみの帯面の対称性
片面のみの帯面はone-sided band といいます.
実際の面は裏表の2面あるのですが,表のみ(裏がない)という面をone-sidedといいます.後日,two-sided bandも言及しますが,その場合は面の裏表があるので,ひっくり返したり鏡映したりの対称操作が生じます.
帯とは,1次元の並進があるものを言います.
結論をいうと,片面のみの帯面の対称性は,以下の7つに分類できます.
以下に示すいくつかの縁飾りは,上に示した7つの対称性のうちのどれに分類されるでしょうか? 実地に練習すると理解が深まります.
対称性により,パターンから受ける心理的な印象が異なります.どのような場所で使うのが相応しいパターンでしょうか,ご想像ください.
これらの図は,Shubnikov,Koptikの著書からです.