とっとりサイエンスワールド
今年の「とっとりサイエンスワールド」は,新型コロナウイルスのため急遽中止になりました.残念です.
とっとりサイエンスワールド---美しい数学・楽しい算数---は,鳥取大学,地域学部,矢部敏昭教授(現副学長)が中心になって2007年にスタートし,今年で第14回でした.発足時は,東部(鳥取市)だけの開催でしたが,すぐに西部(米子市)と東部の2か所で開催するようになり,4年目からは,西部,東部,中部(倉吉市)の3会場で開催に広がりました.鳥取県,鳥取県数学教育会が主催,鳥取県教育委員会,各地区教育委員会が後援し,小・中学校の先生方が活動の中心になっています.多数の高校生,短大生のバランティア参加もあり頼もしい.いまやすっかり地域から愛されるイベントになり,子供,両親から老人までが楽しみに集まる数学フェスティバルとなっています.
この13年の間に,豪雪被害の年も,台風被害の年も,倉吉地震の年もありましたが,乗り越えて毎年開催することができました.しかし,2020年は中止せざるを得ない状況なのは残念なことです.
とっとりサイエンスワールドは,毎年夏休みの日曜日に開催(無料のイベント)されます.昨年の例では,米子(7/28),鳥取(8/4),倉吉(8/25)に開催され,各会場に1,000人程度の参加者があります.私も万華鏡のワークショップで参加しています.万華鏡作りの参加者は3会場で400人ほどの子供や大人です.
作った万華鏡の映像をご覧ください.