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なぜガールズ・アラウドは2000年代を代表するガールグループになれたのか
初めまして、これまでTwitterで色々とつぶやいてましたがnoteではUKアイドルと出会った私の人生経験も交えてUKアイドル達の良い所を書いていきます。
まずはやっぱり1番大好きなガールズ・アラウドの事から。
手始めにガールズ・アラウドについて簡単に説明すると2002年『ポップスターズ:ザ・ライバルズ』というオーディション番組を勝ち上がったシェリル・トゥイーディー、ニコラ・ロバーツ、ナディーン・コイル、キンバリー・ウォルシュ、サラ・ハーディングの5人で結成されたガールグループ。
シングルの売り上げ連続トップ10入り(うち1位は4作)、イギリスで最も権威ある賞『ブリット・アワード』のベストシングル賞受賞、ギネス世界記録『最も成功したリアリティ番組出身グループ』の称号を持つイギリスでもトップクラスの人気と知名度を誇るガールグループだ。
ガールズ・アラウドが成功した理由、それは
脱スパイス・ガールズ化に成功したから
ガールズ・アラウドが結成される前の年UKガールグループの象徴であるスパイス・ガールズが解散した。
ジェリ・ハリウェルが脱退してから徐々に勢いが落ち、それに伴い次の女王の座に君臨しようと幾多のガールグループが生まれては消えていった。
消えていったグループはスパイス・ガールズの影響を色濃く残していた。
*明るくてポップな音楽にメンバーの個性が売り
*バラードではサビのコーラスを何重にも加工する
*ラテン系やラップなど新しいジャンルの音楽を取り
入れる
またシュガー・ベイブスやリバティーXといったスパイス・ガールズとの差別化に成功したグループは主にR&Bを取り入れ洗練されたクールなイメージを作り上げていた。
そんな中ガールズ・アラウドはメンバーの衣装のデザインや色味を統一しCDのジャケ写やMV、雑誌ではどこか睨みつけるような表情を見せ『大人や男の子に支配されない強気な女の子像』を作り上げた。
またメンバーの声はそれぞれ個性が強くハモリに向いていなかったためサビでもユニゾンで歌った。
そして楽曲は近年の流行りではなくイギリスで歴史あるジャンル、ロックで勝負したのだ。
このスパイス・ガールズや後進のグループ、そしてR&B路線で差別化を図ったグループには無かった尖ってロックなイメージが当時の若者に刺さった。
それにシェリルやナディーン、サラの影響も大きかった。
オーディション時代から群を抜いて人気がありダンスが上手いシェリルと圧倒的な歌唱力でリードボーカルとなったナディーン、そして明るいキャラとエッジの効いたボーカルでライブでも観客を煽っていくサラがスリートップとして人気を牽引していった。
こうしてスパイス・ガールズ以降のガールグループとは全く違うイメージを打ち出しガールズ・アラウドはデビュー曲が4週連続1位という華々しい成功を収めた。
次のnoteでは2年目以降の戦略や挫折、そこからどのようにまたトップに返り咲いたかについて書く予定です。