
亀岡いきいきガーデン植栽イベントレポート【後編】
集まった植物を白砂教授の指示のもと「高・中・低」に仕分けしていきます。奥(水路側)には高い植物を、手前(道路側)には低い植物を植えます。そうすることで奥行き感や立体感がガーデンに生まれます。
班のみんなで区分けされた場所へ手分けして植物を運んでいきます。参加人数が多いので作業もとてもスムーズ!
今回の植付のポイントとしては等間隔に均一に植えるのではなくてランダムに植えること。そうすることでメリハリがでて成長時にナチュラルで美しい仕上がりになります。
和気あいあいと進む作業
さあいよいよ植え付けの開始です!みなさんスコップで穴を掘り植え付けていきます。
わきあいあいとした雰囲気で、他の班と植物の量の調整をしながらどんどん作業が進んでいきます。もともと植物が好きな参加者が多いようで、作業はいたってスムーズ。合間に「この植物はなんだっけ?」「これは桔梗やね~」と植物の情報共有なんかをしつつ和やかなムードでした。
ふとした疑問…「こんなにたくさん植えて大丈夫?」
作業も終盤に差し掛かった時、とある参加者の方からこんな疑問が。
「こんなにたくさんの量を植え付けたらすぐに成長してものすごいボリュームになってしまうのでは?」と。
その疑問はまさに白砂教授の狙い通り!今回のもう一つの狙いはこのいきいきガーデンで育った植物を株分けし、さらに亀岡市内の様々な施設などで活かすこと。「亀岡いきいきガーデン」がこの場所だけでなく亀岡市内にたくさん広がっていくこと、やがて亀岡市全域を花に溢れる空間として創造すること、が目的なのです。
植付完了!成長が待ち遠しい、地域交流のガーデン
参加者の方々のご協力のもと、ほぼ予定時刻通りに植え付けが完了しました。
「どんな姿になるか楽しみです、自分の植え付けた場所を覚えておこう」というボランティアの方、
「見たことのない植物がたくさんで面白かった」
「おばちゃんの植え付けのテクニックが早くてさすがだな」という高校生。みなさんそれぞれに得たものがあった一日となったようでした。
亀岡市の桂川市長も視察に訪れ、参加者の皆様をねぎらっておられました。
市民参加型の一緒に育て創り上げていく「亀岡いきいきガーデン」。この場所でたくさんの人々が憩い、交流が生まれる日が待ち遠しいですね。
今後も定期的に「亀岡いきいきガーデン」の成長過程やイベントなどをレポートしますのでお楽しみに!