「自然は真空を嫌う」は身近なことにも応用可能
「自然は真空を嫌う」とは、ギリシャの哲学者、アリストテレスが著書「自然学」の中で述べた考え方が由来です。
自然界では、まったく何もない空間ができそうになるとそこを何かが埋めようとする、といった意味になります。
例えば・・・
ポンプで水を吸い上げられるのは、ポンプが空気を抜いてできる真空を水が埋めようとするからだ、といった考え方です。
「自然は真空を嫌う」は身近なことにも応用可能です。
どんなジャンルのものが周囲に多いか？
どんなことに時間をより多く使っているか？
どんなことにお金をより多く使っているか？
あなた自身を観察する際にも役立ちます。
また、何かを身に付けるプロセスにも応用できます。
アウトプットするからインプットできる
貢献するから成長できる
誰かに伝えるから理解していない部分が明確になる
日常で習慣化し無意識でできるようにするから次の新しい何かが意識できる
考えや想いをアウトプットすることで、記憶容量に空きができるので新しい発想が入ってくる、という考え方です。
水を十分に含んだスポンジがあるとします。
新しい水をスポンジに含ませるには・・・
いったん含んだ水を絞って出した後に新しい水を含ませる、と同じような考え方です。
アウトプットするから
インプットできる
先にインプットではなく、先にアウトプットなのです。