自分や相手の行動を促す効果的な質問とは
「効果的な質問」とは、自分や相手の行動を促す質問のことです。
質問の仕方によっては、非難されていると感じてしまうことがありますので、注意が必要です。
特に・・・
「なぜ」で始まる質問は
非難されていると感じやすい
ので注意が必要です
(例)
なぜ遅刻したのか?
なぜできないのか?
時系列で「どの時点」にフォーカスしているかを使い分けることが大切です。
ちなみに・・・
「なぜ」は過去や原因がフォーカスされ、場合によっては否定的になってしまうことがあります。
が・・・
ポジティブな結果の原因を検証する場合には有効です。
「どのようにすれば」は未来がフォーカスされ、問題や課題の解決策を引き出しやすくなります。
関係性は図のとおりです。
使い方に意識を向けることで、より確実な答えを引き出すことが可能です。
(例1)
なぜ遅刻したのか?
→今後遅刻しないようにするためには、「どのようにすれば定時に間に合うか?」に「質問変換」をします。
なぜできないのか?
→できるようになることが意図していることであれば、「どのようにすればできるだろうか?」に「質問変換」をします。
※「なぜ」は「(外側の)言い訳」を引き出しやすくなり、行動化が促されにくくなります。
(例2)
どのようにして目標達成したのですか?
→ポジティブな結果を検証するためには、「なぜ目標達成できたと思いますか?」の原因・要素を探る必要があります。
さらに・・・
「例2」の多くの場合、相手はあなたの状態を慮って(好意で)勝手にアドバイスをしますので、注意が必要です。
どの時点のことを意図するのか
は、大切なことであり、使い方が違うと違う答えを引き出します。
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