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「Have→Do→Be」ではなく「Be→Do→Have」

「インプット」→「アウトプット」→「アウトカム」の順であり、「アウトプット」は成長の源泉とも言えますので、とても重要です。
「アウトカム」は聞き慣れない言葉だと思いますが「Being=状態」のことで、「アウトプット」の結果(Doing→Having)により手にする状態のことです。

「アウトカム」は「目的:追求するもの」とも言えます。
長期の(最終的な)アウトカムは「志の状態になること」であり、何のために?の「Why」になります。

「アウトプット」とは「出力する」という意味の言葉です。
「アウトカム」をベースにして「アウトプット」の内容が決まります。
何を行うか?の「What」になります。

「アウトプット」は「目標:達成するもの」とも言えます。
「アウトプット」で大切なことは次の3点です。

書くこと

文字にして書き出してみる、書いて伝えてみる

話すこと

周囲の人に教える・伝えてみる

行動すること

情報を基に行動してみる、体得や活用のために反復稽古する

「アウトプット」を行うことで、必要に応じて「フィードバック」が起こります。

「フィードバック」とは「行動改善(軌道修正)のために結果として現れる」「今どんな風に観えているのか?を他者が口頭や文章により氣づかせる」ことを言います。

「フィードバック」により、改善点が明確化し、改善点が明確化すると何をインプットすれば良いのか?も明確化します。

「インプット」とは、情報を仕入れること。
長期の(最終的な)アウトカムは「志の状態になること」ですが、あまりに崇高で抽象度が高いので、何をすれば良いのか?が不明確になりがちです。
長期のアウトカムを「中期や短期のアウトカムに細分化する」ことで、アウトプット(What)も少しずつ明確になっていきます。

一般的には、次のような感じでインプット・アウトプット・アウトカムを考えます。

a.100万円を手にすれば(Having)→100万円を手にするための情報をインプットする

b.社会貢献することができ(Doing):アウトプット

c.役立つ自分を喜ぶことができる(Being):アウトカム

「Having」ができなければ「Doing」ができませんので、「Having のためにインプットし続ける」状態が続く可能性が高くなります。

「逆算」で組み立てることが重要となります。

a.役立つ自分を喜ぶことができる(Being の設定):アウトカムの決定

b.何をするか?を決める(Doing の設定):アウトプットの決定

c.何をするか?に基づきインプットする内容を決める:インプットの決定

d.実際にインプット→アウトプットを行う→アウトプットの結果「Having」が生じる

Being(得たい状態=志)を設定し、Being のために Doing(行動)していると、結果は後から付いてくる(Having)、という考え方です。

志をベースにして行動化しますので、一貫性が生じやすくなります。

インプット・アウトプット・アウトカム

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