心がうごく瞬間(とき)
心が動くときって、どんなときだろう?
心が動くか動かないかで、学びの質って全然ちがうよね?
あ、ちなみにこのポスターは、ちがさき・もあな保育園というところがやっている写真展のポスターです。
めちゃくちゃ行きたかったけど、スケジュール的にむずかしいかな…。
でもこれ、ポスターだけでもこっちの心が動かされます、よね…!?
泥だらけの手の奥に、ワクワク感に満ちあふれた最高の笑顔。
何があったんだろうか、思い切り泣きじゃくる顔。
そして、自分の背丈よりも高さのある草をかき分けて探検する子どもたち。
こうやって、心が、感情が、揺れ動く瞬間をどれだけ生み出せるか。
ここに成長のカギはあるんじゃないかと思う。
高校生の文脈に当てはめても何ら変わりはないと思う。
非日常のような体験に、楽しくて仕方がないくらいワクワクしたり。
頑張って取り組んでみたのに、壁にはね返されてどこにぶつけていいかわからないどうしようもない悔しさに支配されたり。
できるかわからない、うまくいくかわからない、これが正解かどうかわからない、そんな道を開拓しながら前進していくソワソワやワクワクを感じてみたり。
そうやって、心が動く体験にしか、本当の学びってないんじゃないかな。
自分で書いてて思ったけど、大学院時代の研究ってまさにこんな感情を抱えながら進めていたような気がする!
しんどい、つらい、やりたくない。
そんな感情を抱えて学べることなんて全然ないよ。
どうやったら、感情のスイッチが切り替わって、いいムードで学びに向かえるようになるだろうか?
これは、授業で仕掛けをつくる教員側も、授業の主役・参加者である生徒側も、真剣に考えて全員が当事者意識を持って変えていかないといけないんだろうな。
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