百色眼鏡
こんにちは。たとしです。
ヘッダー頑張りました(笑)このためだけに20分かかりました。
本日オタクが語っていくのはですね、私が10代の多感な時期にドはまりした方をご紹介&熱く語りたいと思います。
まず、タイトルは”ひゃくいろめがね”と呼びます。
コチラは、短編映画のタイトルです。
出演者は、小林賢太郎、小雪、大森南朋、椎名林檎、その他...(敬称略)となっております。
その中でも、今回私がご紹介したいのは小林賢太郎さんです。
椎名林檎さんも、大好きで私のオタク成分を構成する1部なのですが、この方はまた後日。
本日は、小林賢太郎さんにフォーカスを当ててお話していきたいと思います。(以下、敬称略でお呼びします。ご了承ください。)
小林賢太郎について
まず、簡単にプロフィールをご紹介させて頂きます。
「小林賢太郎」
静岡県生まれ。神奈川県横浜市旭区出身。多摩美術大学版画科卒業。
1996年に大学の同級生、片桐仁とコントグループ「ラーメンズ」を結成。脚本・演出・出演のすべてを手がける。演劇プロジェクト「小林賢太郎プロデュース公演(K.K.P)」、パントマイム・マジック・イラスト・映像などを駆使して構成されるソロパフォーマンス「POTSUNEN」、コント集団「カジャラ」など、劇場を中心に活動を重ねる。また2009年から2019年まで、年に一度『小林賢太郎テレビ』(NHK BSプレミアム)にてコントを披露していた。ほか、小島淳二との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」、升野英知(バカリズム)との大喜利ユニット「大喜利猿」、田中知之 (Fantastic Plastic Machine) との音楽ユニット「SymmetryS」としての活動も行っていた。
2020年に芸能界からの引退を表明し、ラーメンズとしての活動は事実上終了した。現在は劇作家および演出家として活動している。(出典:Wikipedia)
以上です。ラーメンズというコントグループでの活動を見てハマった内の一人です。千葉!滋賀!佐賀!!で有名なフラッシュの元ネタの方々です。
相方の片桐仁は、ドラマや映画に出演しており、見たことがある方も多いんじゃないかと思います。片桐仁ももちろん大好きです。
ただ、私の価値観、芸術に対する考えを変えてくれたのはまさしく小林賢太郎でした。
ラーメンズのお二人はともに多摩美術大学出身でして、センスが顕著に表れているのが舞台セットへのこだわりだと思います。
これ以上話すと、ラーメンズについての記事になってしまいかねませんので、彼らにフォーカスを当てた記事はまた後程書かせて頂きます。
百色眼鏡について
主人公の天城茎太郎(演:小林賢太郎)が、知り合いの駒形(演:大森南朋)という警部から舞台女優・葛城楓(演:小雪)のことについて調べてくれ、と依頼され、彼女に近づきます。段々と仲良くなるうちに、彼女の屋敷に招かれるようになり、一緒に食事をとったりするようになるまで仲が深まります。
そんなある日、夜に彼女の家にやってきた天城は、屋敷の裏の壁に穴が開いてあることに気づきます。ダメだとわかっていても、そこを覗くと、中にいたのは葛城楓ではない別の女性でした。
というお話です。舞台は大正時代のお話でして、とても趣がある映画です。
そして、このお話の結末は一発で理解できませんでした。何度か見てやっとこういう事かな?と、やっと理解するようなお話の作りです。
彼はこちらが答えを探るような作品を作るのがうまいのですが、この作品も私たちが答えを探るようになっていて、色んな仮説が立てられたりして飽きませんし、考察が何個もネット上に転がっています。
小林賢太郎はきっとそういう考察を見て違うんだけどなぁ?とニヤニヤしているのでしょう。彼はそういう人です。
はい。好きです。
そして、これだけではありません。小林賢太郎は演劇の舞台も作るお方です。
彼の作品の中に「LENS」という演劇作品があります。
こちら、百色眼鏡の前の物語としてみて頂いた方が良いと思います。
「LENS」からお話が続いているのが百色眼鏡なのですが、どちらか単体でも十分に楽しめます。
そして、このLENSという作品もとても面白い作品です。
幽霊が出るとうわさされている図書館で起こる様々な事件を天城が体験し、叫んだり、笑ったり、泣いたり(?)します。
天城だけでなく、ほかの登場人物もキャラが濃い作品となっていまして、大森南朋さんだけでなく、タイバニの脚本家である西田 征史さんや、演劇、ドラマ、映画などでマルチに活躍されている久ヶ沢徹さんなど、が出演されております。
タイバニについても言うことがいっぱいあるので(笑)また書きますね。
百色眼鏡と、LENSの円盤に関してはAMAZONのリンクを下に貼っておきますので、よろしければ是非。
さて、お話を戻します。
百色眼鏡は、映像、物語だけでなく音楽もとても良いです。
挿入歌として、椎名林檎がこの映像のために作った曲が何曲もあります。
その中でも、「茎 〜STEM〜 大名遊ビ編」という曲が最高なので、是非聞いていただきたいです。
MVに天城茎太郎と、小雪が登場するという豪華さ。
そしてメロディの艶やかさと、寂しさが見事に百色眼鏡の世界観とマッチしています。こちらに関しても下にYouTubeのリンクをはっておきますので、ご興味を持った方はぜひ。
さて、これ以上話すとネタバレになってしまうのでやめますね(笑)
とにもかくにも、中学にハマって高校、専門、そして今までずっと大好きだった彼の作品への愛を文字に起こすことなんてないと思っていましたが、思いも整理されて楽しいですね。
芸能界からは引退されてしまいましたが、あなたの作った作品はいつまでも忘れないですし、ずっと残り続けます。
それでは!たとしでした。
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