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【ほぼ0】雑誌の読み方を全ての読解作業に適用してみる
文章の本質までほぼ0円で読めるマガジン【ほぼ0】の#5です。
一つ前はこちら
dマガジンというウェブサービスがあります。毎月定額を支払うことによってパソコンでもスマホでもタブレットでも雑誌が読み放題になるというものです。
もちろん適法なサービスであり、契約内容に従った金銭がdマガジンから各出版社に対して支払われます。
かなり多くの市販雑誌が読み放題の対象となっており、私はこのサービスに加入してから書店やコンビニで雑誌を買うことが激減しました。
色々なジャンルの雑誌を読むことによって興味のアンテナ感度が強化されますし、何よりも情報発信や会話のタネになることが多いです。
皆様も何かしらの雑誌を読まれたことがあるはずですが、雑誌を1ページ目から最終ページまで漏れなく通読する人はいないですよね。
例え学術誌のような専門的な雑誌であったとしても、一文字も漏らさずに通読する人は多くありません。
雑誌であれば「ザッと全体に目を通して興味のあるところだけを適当に読む」という「正しい読み方」をすることができるのに、文字中心の媒体を読む場合にその「正しい読み方」をしなくなる人が少なくありません。
文字中心の媒体を読む場合においても「ザッと全体に〜適当に読む」というのが「正しい読み方」です。
雑誌であろうと文字中心のものであろうと、読むことの意義は「なるべく内容を理解する」ということに尽きます。
「なるべく」というところがポイントです。
理想は「完全に」理解することですが、熱意や気合いだけではその理想に辿り着けません。
その理想に辿り着くために必要な意識は「まず分かる部分から読んで徐々に内容を理解していく」というものです。
分かりやすい部分から、興味のある部分から適当に読み進めていく。その作業を適当に繰り返す。そうするうちに、理解できる部分の割合が大きくなります。
理解できる部分の割合が大きくなればなるほど、さらに理解しやすくなります。
理解は加速度的に深まっていくのです。
分かる部分から読んでいく、分からない部分は飛ばす、という発想を強く意識しましょう。
読解作業において、完璧主義者から退場していくことになります。
力を抜いて、適当に、できるところからやっていく。
100点を最初から目指した人こそが、最も100点から遠いところに位置するのです。
雑誌のごとく文字媒体も読む、という姿勢を絶対に忘れないでください。
ここまで読んでくださった方は「活字媒体も雑誌的に読めば良いのだ!」と思われたはずですが、一つだけ、活字媒体特有の「速読ハック」を伝授します。
この方法を使えば、さらにサクサクと文書の内容を理解することができます。
その方法とは、
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