【ほぼ0】若者文化を全面肯定すべき
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何歳までを「若者」と定義するのかという問題はさておき、新しい世代の人たちが作り出す、あるいは新しい世代の人たちに向けて作り出される文化を非若者が否定するという構図はいつの時代にも見られるものです。
「若者はまだ人生経験が浅いので知識が不足している、そのような知識の不足している人たちが良いとするものであったとしても深みがなかったり、歴史的知識による裏付けの不足したつまらないものであることが多い」
という意見がありそうですが、その意見は何も前向きなものではありません。
確かに若者に知識や経験は不足しているかもしれませんが、この世に生まれたその瞬間から成熟した社会の中にいるわけですから、最先端の技術を使いこなすことや最先端の文化に触れることに対する耐性という意味において非若者に負けるはずがないのです。
ポケベルやガラケー世代の人がスマホに移行する際に苦労したという経験を、生まれたその瞬間からスマホに触れることができる世代は「する必要がない」のです。
スマホという技術レベルを当然のものとして受け入れた上で、個人差はあるものの「使って当たり前」の物としてその使い方を自然と習得していくのです。
古い技術と古い文化を知らないということは、最先端の技術と最先端の文化を何ら抵抗感を覚えることなく習得できる(習得しようと思える)ということなのです。
昔のことを知っていれば知っているほど、それらの時代とのギャップについていけず、新しい技術と文化を習得することを諦めそうになりがちなのです。
最先端の技術と文化を無意識レベルにおいて習得できる若者たちが作り出す新たな動きと流れこそ、常に社会の前進に向けた契機となるはずです。
「非若者は若者にこそ学ぶべきだ」ということを我々は強く肝に銘じておきましょう。
という重要な建前を示しつつも、非若者である私の本音としては、
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