【ほぼ0】土俵は自分で設定しろ

【ほぼ0】#21です。

この作品を知っていますか?

主人公の少女パレアナは、どんなに辛い状況に置かれても「幸せなことを見つけよう」という姿勢を一貫して崩さない。

どんな極悪人を相手にしようともその人の良いところを見つけようとするし、どんなに不幸に襲われたとしてもプラス思考で良いところを探そうとする。

その徹底ぶりは読み手である当方に対してときに苦しさを覚えることを強制するほどなのですが、もちろんこの作品の「良いところを探す」ことは容易に可能です。

客観よりも主観を大切にすること。客観的な優劣はあくまでも主観的な幸福を補完するためのものと位置付ける。

客観的な要素に主観的な幸福を大きく依存させないこと。客観的な要素には「自分の力ではどうにもできないこと」が多数存在する。

自分の力でどうにかしやすいのは自分の主観面であること。外的要素に幸福の定義を任せてはいけない。客観は主観のために存在する。

そして、最後に、最も大切なこと。

それは、

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350字

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