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歯磨き指導からセルフプロデュースへ[1]歯磨きの力加減
歯科衛生士 yuko
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歯科衛生士、長岐祐子です。
今日は『歯の磨き方』を簡単にお話します。
皆さんは1日何回歯磨きをしますか?
歯科実態調査では1日1回磨く方は9割います。1日2回磨くという方が7割います。
皆さんも1日1回〜2回は磨いていると思いますし、多い方だと毎食後はもちろん、おやつ食べた後、コーヒーを飲んだ後も磨くという方もいると思います。
大事なのは、歯を磨く回数ではなく質です。
その毎日磨いている歯磨きは正しいのか?自分に合っているのかがポイントになります。
ーー
今磨いている磨き方が歯医者さんに行って、
歯科衛生士さんから
「あなたにはこの歯磨きの仕方がいいですよ」
と教わった方法で磨いているのか。
あるいは
過去に学校の先生、または雑誌などを見て自分で
「こうやって磨けばいいんだ」
と思って磨いているのか、どちらでしょうか?
前者の、歯科衛生士さんから教わったという磨き方であっても10年前に教わったのか
最近のお口の中の状態を診てもらって「こうやって磨くといいですよ」と教わったのか
いつ指導を受けたのかによって、今の自分にあった磨き方なのか、大きく違ってきますよね。
ーー
お口の中は年齢と共に変化していきますし、
治療する前、治療した後、それから生活リズムによって体調もかわるし、お口の状態も変わります。
歯茎が疼くところがあったり、お口の中が乾燥したり、様々状況が違います。
どんな症状の時にどういう磨き方をした方が良いかというのは、歯科衛生士さんに聞いてその時々にあった歯磨きをしていくのが一番良いです。
自分のお口のリスクを知って、歯磨きをする事が大事ですね。
ーー
今日は特に、毎日のケアの中で皆さんがどれくらいの歯ブラシの圧で磨いているか、知って欲しいです。
歯を磨く時の力は200gと言われています。
200グラムとはどれくらいでしょうか。
調理器具の秤で一度歯ブラシで圧を掛けて計ってみて下さい。
こんな小さな力でいいんだと気づくと思います。
みんなさん以外と力を入れて、ゴシゴシ磨いている方多いでね。
秤がない場合は、自分が歯を磨く力で、一度、歯ブラシの毛を自分の手の甲で擦ってみてください。
その力で擦った時に、皮膚が赤くならなければ、歯を磨く時の適切な力です。
200gって結構強い圧なんですよね。
強い圧なんですけど、歯にはそれ以上強い圧でもあまり強く擦っていると感じないです。
でも歯茎は200gの圧で擦ると、痛みを感じます。
特に歯周病の方には、歯ブラシの毛先が1〜2㎜動く程度で、200gの圧だと適切なんですが、その振り幅が大きくなっちゃうと、痛みを感じたり、歯茎を傷つけたり歯茎にダメージを与えちゃうんです。
ですから、200gの圧で手の甲を擦ったときに1〜2㎜動くか動かないかという力の200gであったら、皮膚は赤くならないのですが、振り幅が大きくなってしまうと、皮膚が赤くなります。
つまり適切な力であっても振り幅が大きすぎちゃうと歯茎を傷つけてしまいます。
でも、健康な歯茎だと、どのように傷つくかとわかり難く、気が付いた時には、知覚過敏だったり、歯茎が下がり歯肉退縮になってるんです。
歯磨きの力圧には充分気をつけてくださいね。
歯科衛生士長岐祐子でした。
今日は『歯の磨き方』を簡単にお話します。
皆さんは1日何回歯磨きをしますか?
歯科実態調査では1日1回磨く方は9割います。1日2回磨くという方が7割います。
皆さんも1日1回〜2回は磨いていると思いますし、多い方だと毎食後はもちろん、おやつ食べた後、コーヒーを飲んだ後も磨くという方もいると思います。
大事なのは、歯を磨く回数ではなく質です。
その毎日磨いている歯磨きは正しいのか?自分に合っているのかがポイントになります。
ーー
今磨いている磨き方が歯医者さんに行って、
歯科衛生士さんから
「あなたにはこの歯磨きの仕方がいいですよ」
と教わった方法で磨いているのか。
あるいは
過去に学校の先生、または雑誌などを見て自分で
「こうやって磨けばいいんだ」
と思って磨いているのか、どちらでしょうか?
前者の、歯科衛生士さんから教わったという磨き方であっても10年前に教わったのか
最近のお口の中の状態を診てもらって「こうやって磨くといいですよ」と教わったのか
いつ指導を受けたのかによって、今の自分にあった磨き方なのか、大きく違ってきますよね。
ーー
お口の中は年齢と共に変化していきますし、
治療する前、治療した後、それから生活リズムによって体調もかわるし、お口の状態も変わります。
歯茎が疼くところがあったり、お口の中が乾燥したり、様々状況が違います。
どんな症状の時にどういう磨き方をした方が良いかというのは、歯科衛生士さんに聞いてその時々にあった歯磨きをしていくのが一番良いです。
自分のお口のリスクを知って、歯磨きをする事が大事ですね。
ーー
今日は特に、毎日のケアの中で皆さんがどれくらいの歯ブラシの圧で磨いているか、知って欲しいです。
歯を磨く時の力は200gと言われています。
200グラムとはどれくらいでしょうか。
調理器具の秤で一度歯ブラシで圧を掛けて計ってみて下さい。
こんな小さな力でいいんだと気づくと思います。
みんなさん以外と力を入れて、ゴシゴシ磨いている方多いでね。
秤がない場合は、自分が歯を磨く力で、一度、歯ブラシの毛を自分の手の甲で擦ってみてください。
その力で擦った時に、皮膚が赤くならなければ、歯を磨く時の適切な力です。
200gって結構強い圧なんですよね。
強い圧なんですけど、歯にはそれ以上強い圧でもあまり強く擦っていると感じないです。
でも歯茎は200gの圧で擦ると、痛みを感じます。
特に歯周病の方には、歯ブラシの毛先が1〜2㎜動く程度で、200gの圧だと適切なんですが、その振り幅が大きくなっちゃうと、痛みを感じたり、歯茎を傷つけたり歯茎にダメージを与えちゃうんです。
ですから、200gの圧で手の甲を擦ったときに1〜2㎜動くか動かないかという力の200gであったら、皮膚は赤くならないのですが、振り幅が大きくなってしまうと、皮膚が赤くなります。
つまり適切な力であっても振り幅が大きすぎちゃうと歯茎を傷つけてしまいます。
でも、健康な歯茎だと、どのように傷つくかとわかり難く、気が付いた時には、知覚過敏だったり、歯茎が下がり歯肉退縮になってるんです。
歯磨きの力圧には充分気をつけてくださいね。
歯科衛生士長岐祐子でした。