【本編感想&考察】仮面ライダーゼロワン第35.5話「ナニが滅亡迅雷を創ったのか?」【アズのキャラ分析と過去シリーズの超好きな悪の女性幹部特集】
1.はじめに
みなさん、こんにちは。
特撮最前線です。
ついに仮面ライダーゼロワンも完全新作の放送が再開されました。
今回から正式に悪のテロリスト集団「滅亡迅雷.net」に正式にイズ役の鶴嶋乃愛さんが二役にチャレンジした悪の女性幹部アズが仲間入りしました。
オープニング映像や自粛期間中の総集編から登場していましたが完全新作のエピソードの登場は初となります。
そこで今回は私が特に大好きな歴代の悪の女性幹部を振り返りながら本編感想と考察をしていきたいと思います。
2.イズそっくりなアークの使者だからアズ
今回、アズは滅亡迅雷の幹部たちにシンギュラリティテストを行い、その結果を元に声優の速水奨さんが声を担当している滅亡迅雷の首領である「アークゼロ」を完全復活させようと暗躍を開始しました。
その言動はイズとは真逆で挑発的、更には飄々としていてつかみどころのないキャラクター性、更にはミステリアスな雰囲気で相手を翻弄する策士のようなキャラクターです。
言葉選びもどこか不思議な感じがしてイズとはまた違った魅力を感じました。
アークの使者でイズそっくりだから略して「アズ」とのことです。
ちなみに
イズは英語の「is」(和訳で「~です。」の意)
アズは英語で「as」(和訳「~なので」の意)
となっています。
上司の或人社長に従順かつ献身的にサポートするイズも大好きですがアズのキャラクター性も癖になりそうです。
3.私が特に好きなライダーの悪の女性幹部昭和&平成初期編
ここからは私が仮面ライダーシリーズで特に好きな女性幹部を時代ごとに分けて何名か紹介していきたいと思います。
まずは昭和末期&平成元年に放送された仮面ライダーBLACK RXに登場した大御所女優の高畑淳子さんが演じたクライシス帝国の怪魔妖族大隊隊長のマリバロンです。
高畑さんは仮面ライダーシリーズ以外でも東映特撮にレギュラー出演していてブラジルで絶大な人気を誇るメタルヒーローシリーズの巨獣特捜ジャスピオンのギルザや同シリーズの特捜ロボジャンパーソンの綾小路麗子(超獣神)など魔女キャラや悪の女性科学者キャラなどを演じることが多く、どのキャラクターも濃い設定やドラマがてんこ盛りで大好きなキャラばかりです。
特にRX終盤でのクライシス皇帝、主人公の南光太郎と最終決戦の地でのやり取りは圧巻の一言です。
4.私が特に好きなライダーの悪の女性幹部平成シリーズ編①
次に紹介するのは仮面ライダーWに登場した生井亜実さんが演じた園咲冴子です。
人間をドーパントと呼ばれる怪人に変化させるデバイス「ガイアメモリ」を風都の街に流通させる大犯罪組織「ミュージアム」の大幹部です。
彼女の悪の大幹部としての最大の魅力はやはり彼女に惹かれた男性たちが次々と破滅していくメロドラマやホラー映画的な大胆な設定でしょう。
仮面ライダーWのテレビシリーズは全3部構成になっていて第1部は冴子の夫であるナスカ・ドーパントに変身する能力を持った霧彦がミュージアムの大幹部にのし上がり、最終的には寺田農さんが演じた首領の園咲琉兵衛の懐まで迫っていく展開を時間をかけて行いました。
Wの悪の幹部たちのドラマはまるでマフィア映画を見ているかのようなドラマ性の濃さも大好きです。
第2部に登場したのは多彩な才能を持ちながらも若くしてお亡くなりになった声優の檀臣幸さんが演じたドーパントしか愛せない天才外科医井坂深紅郎とのドラマも濃厚でした。最初は彼女のドーパント形態にしか興味のなかった彼ですが彼女の父親や妹若菜への強いコンプレックスや実はその気の強さはミュージアムという過酷な組織の中で生きていくために虚勢を張るしかなかったことを知り、彼女の心の奥に眠る弱さにも惹かれていったのではないかと私は分析しています。
井坂退場後に登場した第3部に登場した加頭順とのドラマも魅力的でした。
彼は財団Xと呼ばれる仮面ライダーと敵対する悪の組織に資金提供を行う巨大組織でW以外にも後の平成ライダーシリーズにその姿や組織が確認されていて暗躍を続けた組織に所属するエージェントです。
彼は感情を表に出すのが極端に苦手な設定でその言動だけでは彼が一体、何を考えているのかはわかりません。
しかし、テレビシリーズ終盤で彼の正体と本性が明らかになるわけですがこのドラマも大好きです。
5.私が特に好きなライダーの悪の女性幹部平成シリーズ編②
次に紹介するのは仮面ライダードライブに登場した馬場ふみかさんが熱演した機械生命体ロイミュードの大幹部メディックです。
彼女はロイミュードのリーダーであるハートを心酔し、彼の計画の障害になるものはたとえ同じロイミュードであろうと排除するハートへの強い忠誠心とその忠誠心と愛のためなら同族であろうと容赦しない残忍さの二面性を兼ね備えたお気に入りなキャラクターです。
ロイミュードを強化したり、治癒したりと戦闘面以外でも仮面ライダーたちを苦しめただけではなく、同じロイミュードの幹部であるブレンとの犬猿の仲な関係性のドラマも物語を大きく盛り上げていきました。
しかし、物語の終盤で登場した声優の森田成一さんが担当したゴルドドライブの登場やハートとの心の交流、仮面ライダーたちとの激闘の中で彼女は今までの行為すべてが逆にハートを傷つけていたことに気付きます。
そこからのドラマ展開も劇的な要素が多く大好きです。
あの仲の悪かったブレンや主人公の進ノ介との最後のやり取りはもう涙無くしては見られません。
6.私が特に好きなライダーの悪の女性幹部平成シリーズ編③
好きなキャラ紹介もこれで最後になりますが最後は仮面ライダージオウに登場したモデルの紺野彩夏さんが演じたオーラです。
彼女は未来からやってきたオーマジオウに代わる王を擁立しようと目論むタイムジャッカーの大幹部です。
気が強く、自信家で目的のためならばジオウたちは勿論、平気で仲間のウールまでも利用する女性幹部特有の計算高さでしょう。
特に顕著だったのがアナザーキカイ編とアナザードライブ編です。
あと悪の女性幹部のドラマとしても好きなのは釈由美子さんがゲスト出演したアナザーキバ編も彼女の計算高さや新たなる一面がたくさん見れて好きな回でもあります。
7.最後に
次回は仮面ライダーアークゼロが本格参戦するということで大好きな悪のボスや悪の仮面ライダーについて特集を組みながら考察と感想記事を更新していきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!