【ウルトラマンZ放送開始記念】ウルトラマンに纏わる思い出と疑問の考察第2回「私の超好きな怪獣&超獣」
1.はじめに
みなさん、こんにちは。特撮最前線です。
前回の記事でウルトラ戦士たちの地球での最大活動時間についてのお話を更新しましたが今回はウルトラシリーズの好敵手であったり、時には味方になったり、強敵だったりと数々の要素を持った怪獣や宇宙人、怪人やロボットについてのお話をしていきたいと思います。ちなみに今回は昭和の怪獣のみを紹介していきたいと思います。
2.忘れられない大好きな昭和怪獣&超獣たち
まず、大好きな怪獣たちですが作品別に分けていきたいと思います。
ウルトラQ:ゴメス、ゴロー、バルンガ、カネゴン
初代ウルトラマン:レッドキング、ゴモラ、ゼットン
ウルトラセブン:エレキング、パンドン(改造パンドン)
帰ってきたウルトラマン:ベムスター、プリズ魔、ムルチ、ブラックキング
ウルトラマンA:ベロクロン、バキシム、ブロッケン(※超獣)
ウルトラマンタロウ:アストロモンス、バードン、モチロン、ドロボン
ウルトラマンレオ:シルバーブルーメ、ブラックエンド(※円盤生物)
ザ☆ウルトラマン:ペロ、レッドキング(ザウル版)、マクダター
ウルトラマン80:ゴラ、サラマンドラ、ギマイラ、レッドキング三代目
羅列していくとこのような感じになります。
まさに趣味全開です(笑)
幼い頃から私はヒーローはもちろん、仮面ライダーや戦隊やメタルヒーローですと悪の怪人や大幹部、ウルトラシリーズですと怪獣や宇宙人たちも大好きでした。
特に好きになりやすい要素はほかの怪獣にはない特殊能力の異端ぶりや目を引くキャラ性の強さが大多数を占めます。
特にこの中から特に印象に残る数体を今回は紹介しましょう。
3.ラスボスの中のラスボス「ゼットン」
まずは昭和シリーズですとウルトラマン最終回と帰ってきたウルトラマンに登場した宇宙恐竜ゼットンです。
もう存在と設定自体が当時のファンたちの心をくすぐるであろう能力のオンパレード。
・全身を覆うバリア
・1兆度を超える火球を発射
・連続破壊弾攻撃
・テレポート能力
などその能力の多彩さと初代ウルトラマンに関していえばウルトラマンのカラータイマーを破壊し、ウルトラマンを倒したことでウルトラファンにとても強い印象を与えたまさにラスボスの中のラスボス怪獣です。
帰ってきたウルトラマンの最終回ではバット星人に操られ、防衛隊のMATを壊滅寸前まで追い込み、更にはジャックを苦戦させた強敵です。
しかし、2代目の方は初代マンの敗北が教訓になっていたこと、バット星人がゼットンの強さを過信しすぎたことなどが理由となってウルトラハリケーンとスペシウム光線の連続攻撃の前に敗退しました。
4.存在そのものが規格外なプリズ魔
次に紹介するのは帰ってきたウルトラマン第35話に登場した光怪獣プリズ魔です。
独特なフォルムと一度聴いたら忘れらないインパクトのある不気味な鳴き声、そして、相手を自分の体内に幽閉して倒してしまうという恐ろしい能力を持ったまさに当時のウルトラシリーズでは規格外な設定の持ち主でした。
ジャックも捨て身の攻撃でようやく倒すことができたほどの強敵です。
このエピソードは放送当時、11月に放送され、11月の傑作選とシリーズのファンの間では根強い人気のあるエピソード群です。
5.怪獣を超越した存在「超獣」
次に紹介するのはウルトラマンAや平成シリーズの一部に登場した超獣たちの紹介です。
超獣とは…
異次元人ヤプールによって超獣製造機で作られた宇宙怪獣と地球上の生物を合成させて生み出された生物兵器及び、ヤプールがウルトラマンAに倒された後にその怨念が憑依した生物や超進化した生命体の総称である。
今回紹介するのはウルトラマンA第1話に登場した超獣第1号ミサイル超獣ベロクロンです。
宇宙怪獣とサンゴ礁の合成生命体で全身からミサイルを発射したり、口から火炎を発射したり、金縛り光線を発射したりとまさに全身が武器に包まれた動く武器庫です。
圧倒的パワーで人類を窮地に追い込みましたがウルトラ兄弟の力でウルトラマンAに変身する力を得たTACに入隊した北斗星司と南夕子の前に敗れ去りました。
6.可愛げのあるフォルムとキャラが魅力のタロウの怪獣たち
次に紹介するのはウルトラマンタロウから二体です。
最初は勿論…うす怪獣モチロンです。
はい!ア●トじゃないと!!!!!
餅うすがモチーフになっています。
ハイ!もう1回!ア●トじゃ~!ないと!!
デザインは可愛げがありますが怪力の持ち主で口から火炎を吐き、ウルトラマンタロウを苦戦させた強敵怪獣の一体です。ウルトラの父と北斗星司と共にウルトラマンAに変身していた月星人の元TACの女性隊員南夕子の協力がなければタロウも危うかったかもしれません。
好物は餅で餅つきをする人々の元を訪れては餅を盗んでいました。
次に紹介するのは泥棒怪獣ドロボンです。
見た目はモチロン同様、ひょうきんな怪獣ですが戦闘力も非常に高く、ウルトラマンタロウの終盤の怪獣の中でも不死身怪獣リンドン並みに高く、更にZATの二谷副隊長を人質にウルトラ戦士の命ともいえるカラータイマーを奪ったり、タロウやジャックを一度は倒したりと昭和ウルトラシリーズの中でも頭脳派の怪獣です。
しかし、先日紹介した通り、ジャックの制限時間も3分間ですから3分間時間稼ぎZATやタロウにされた上にZATとタロウの連携攻撃の前に敗退してしまった慢心の果てに「策士、策に溺れた」パターンと言えましょう。
モチロンもドロボンも声優の渡部猛さんが担当していてひょうきんな声の演技もとても印象的で大好きな怪獣たちです。
7.MAC全滅!円盤は生物だった!
最後の紹介となりますがウルトラマンレオに登場した円盤生物シルバーブルーメです。
ウルトラファンの皆さんは特にシルバーブルーメの名前を聞いただけで登場回の戦慄の展開の数々を思い出す方も多いのではないでしょうか?
ウルトラマンレオに変身するおおとりゲン、そして、ウルトラセブンに変身する能力を持ちながらもマグマ星人と双子怪獣たちとの戦いで変身能力を一時的に失ったモロボシダンが所属する防衛組織MACを全滅させた昭和2期を代表する超強敵怪獣(※厳密に言えばブラックスターから送り込まれる円盤型侵略兵器怪獣の円盤生物なのですが)です。
初登場からしてインパクトが絶大すぎました。
シルバーブルーメは宇宙に浮遊するMAC極東支部ステーションを長い無数の触手と体内に充満させた溶解液であっという間に溶かして壊滅させただけではなく、ダンをも倒すという恐ろしい能力を持っていました。初見時、ウルトラセブンが大好きな私にとってこの展開はあまりにも衝撃的すぎて唖然としました。
しかし、命辛々生き残ったゲンは地球へと撤退してリベンジの機会を伺っていましたがその中で次々とゲンのトオル少年を除く関係者たちが次々と命を奪われるというショッキングな展開が続きます。
あまりにも壮絶なドラマが20数分間展開される昭和2期屈指のハードな展開もこの回のポイントです。
しかし、ゲンはその悔しさをバネにしてシルバーブルーメを撃破しますがその戦いはブラック指令の指示でブラックスターから次々と送り込まれる円盤生物との激闘との序章でしかないというのが更に恐ろしさに拍車をかけることとなります。
8.最後に
最後になりますが次回は超好きな宇宙人&ロボット特集です!
ここまで読んで頂いてありがとうございました。