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Vシネマ:女バトルコップ(1990)

復讐!そのために私は蘇った!バトルコップとして!
デトロイト…いや、ネオ東京はすでに犯罪組織カルテルの手に落ちた。
組織を邪魔する者は殺される…恋人もそして主人公・御子柴かおるも…。
恋人の残したバトルスーツを身に纏い、かおるは女バトルコップとしてカルテルに立ち向かう。

女版ロボコップじゃん…という野暮なツッコミは置いといて、本作はしっかりとした東映特撮、そしてお子様には見せられないバイオレンス一直線。ヒーローだけど敵は皆殺し、殺し方もいちいちエグいのがたまらない。
そして世紀末感たっぷりのスラムなネオTOKYO、そして英語と日本語が入り交じる不思議な世界観も最高だ。

女バトルコップのバトルシーンは登場からハンドガンまでロボコップまんまだけど刺客となる敵はなんと松田勝の怪演が光る超能力マッチョマン「アマデウス」、ロボコップにはない超能力とのバトルが存分に楽しめるぞ。特殊メイクによる顔の変形はマジ最高だ。
それとかませ犬となるコマンド部隊の濃い演出も見所!アスホール!ファック…ユー!

特撮面もロボコップと引けを取らずワイヤーアクションや超能力演出、など見所たっぷり。バトルコップの武装もミサイルやイヤリングなどあるけどちょっと物足りないのが残念。
終わり方は「女バトルコップの戦いは続く…」的なアレなものでしたが、テレビの東映特撮では見られない、そして本家ロボコップにも負けないとても楽しめる一本でした。満足!


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