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三次元テトリスは最高【 ジオキューブ 】(PS1)

プレステ版ブロックアウト!

本作は真上から四角い筒上のエリアに均等にブロックを敷き詰め層「FACES」を消していくパズルゲーム。プレイステーション初期に発売された本作はまさに三次元のテトリスと言うべき内容のプレイステーション初期のゲームだ。
そしてアーケードやメガドライブなどで登場した『ブロックアウト』とはシステムはまったく同じで本作はタイトルが違うだけだ。(ちなみにアーケード版は本作と同じテクノスジャパン製、メガドラ版はEA製。)

ブロックを敷き詰めれば消せるぞ

テトリスとよく似た形のブロックをX軸Y軸等で回転させて上手く積み、敷き詰めて消していくのは、序盤その三次元的な回転操作に難儀するかもしれないが、慣れていくとコレが非常に楽しい。思い通りにブロック回転させて積めた時の気持ちよさはテトリス以上だ。病みつきになるぞ。
又、何段にも積み上げられたブロックたちの位置を把握しなければならないので意外と記憶力も使ったプレイが必要なのも本作の良い所。

僕はこのブロックアウトシリーズがかなり好きで、ゲームセンター(スガイディノス)に行っては遊びまくっていた。操作の軽快さはアーケード版に軍配が上がるけど、こちらはこちらで個性があり素晴らしいぞ。

憎きブロックとまた会える!

ゲームモードは1Pモード、2P対戦モード、CPU対戦があり。1Pモードである「FINITE」ではノルマの数だけFACES(層)を消していく事でステージをクリアしていくアーケードやメガドラではお馴染みのモードだ。ちなみにボーナスステージは無い。もちろんテトリスのような形のブロックだけでなく、ブロックアウトで皆の心を砕いてきた憎き形状の立体ブロック達とも再会出来るぞ!

複雑な立体ブロックたちが厄介だ!

それとゲームオーバーになるまでチプレイできる「INFINITE」モードもあるぞ。2P対戦モードも遊びたいが、このゲームの操作を熟知している友人なんて存在するはずないしハードルが高すぎる…。

CPU戦が熱い!

そして本作でも特に熱いのはCPU対戦モード。コンピューターと侮るとすぐに負けてしまうくらいの絶妙な難易度、一発逆転の爽快感と毎度勝つか負けるかのギリギリを味わう事のできるので負けても何度も挑戦したくなる中毒性がある。このCPUの一筋縄ではいかないの手強さがまた良いんだ。ただブロックの順番次第で勝敗が大きく左右されており、若干運も絡んでる気もするぞ。

どいつもこいつも強敵揃いだ!

ステージの冒頭で流れるフルポリゴンで製作されたライバルキャラ達のデモもキャラクターの造形がPS1初期の味わい深さがあり最高だ。今じゃ逆にこれは作れない!

THE ポリゴンなキャラクターたち!

後半、クイーンからは難易度が跳ね上がり、ずっとクリアできていなかったが。今回この記事を作るにあたってプレイしたらあっさり最後までクリアできてしまった。いつのまにかアーケードなどで培ってきたブロックアウト力(ぢから)が役に立ったようだ。

ラスボス・ジオマスター!強敵!

最高のBGM

さらに本作はBGMも最高だ。テクノかと思えばフュージョン的な音楽まで本作は名曲揃いで、90年代感漂う響き渡るシンセサウンドがたまらない。個人的には「対東洋人」「対プリンス」「対クイーン」あたりの曲が好きです。

そんなわけで画面、パッケージ共々見た目は地味だし、操作は慣れるまで大変だけど、いざ遊んでみると素晴らしい音楽も相まって最高に楽しい本作。
個人的にはかなりおすすめの一本です。


DATA

GEOM CUBE ジオキューブ
発売 / 開発:テクノス・ジャパン
対応ハード:PS1、PS3(ゲームアーカイブス版)
発売日:1994年12月22日
ジャンル:パズル



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【ゲーム感想】えすえふ
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