映画:アリータ・バトルエンジェル (2019)ネタバレ有
これが実写化ってもんだ!
風の噂に銃夢の実写化の話は聞いており、キャメロン印で出ると聞いてから急いで原作を読んで待ってきた。そして出た特報の邦題は銃夢とはかけ離れた謎の題名。アリータ!?なんだそいつは!ガリィじゃないの!?だから漫画の実写化は信用ならんぜ!…と、一端によくある文句の一つもでちゃいそうなお披露目だったが予告を見れば見るほど「あれ?これ?…もしかして…」となり、監督が我らがマチェーテでシンシティなロバート・ロドリゲスに決まり見るっきゃないという流れへ…。
おい!!!誰だ!!!漫画の実写化は信用ならんと言ったオタクは!!!!………僕です。
いやいや凄い!ストーリーは漫画の序盤部分の基となる部分をコンパクトにまとめ上げており展開は非常にスムーズ!それにキャラクターは漫画のイメージを損なわず実写化しており、イドなんて漫画から飛び出してきたような出来!もちろんアリータも人間ならざる身体能力をこれでもかと発揮しながらもハートの純粋さがよく出ておりとても魅力的になってます!
そしてなんといっても見所はCGをバリバリ使いながらも迫力満点のアクションシーン!機甲術の拳の重みが伝わる絵は流石我らがロドリゲス!しかもサイボーグだからという建前の元、主人公だろうが容赦なしに人体をバラバラにするシーンにはビックリです。スゲェ!
もちろんモーターボールシーンの疾走感を凄いし、そのまま街へ飛び出す展開には熱くなりましたし、ラストは原作でも衝撃的だったアレまで出てきてキャメロン一同の銃夢愛がこれでもかと伝わりました。
もちろん本作は序盤も序盤で終わります。これから長いガリィ…アリータの旅が始まるとなるとこれは楽しみにするっきゃないですね。
そーんな訳で本作はとにかく漫画の世界をそのまま落とし込み、実写化させたもうエラい純度の映画ですよ!
もう一回漫画読も!