Let’s Encrypt SSL証明書でHTTPSを有効化する方法

独自ドメインやサブドメイン（例：任意の半角英数字.あなたのドメイン名）を、httpではなくhttpsで表示するためには、Let’s Encrypt SSL証明書を取得する必要があります。
そのLet’s Encrypt SSL証明書を簡単に取得・更新できるツールとして、Certbotが推奨されます。

Snapを使用してCertbotをインストールする

まずはじめにTeraTermなどでシステムにリモート接続し、下記のコマンドで「Snap」というソフトウェアをインストールします。

sudo apt update
sudo apt install snapd

コマンドの実行には少し時間がかかります（およそ1分程度）。
途中、英語のメッセージが表示されますが、指示に従い「ENTER（了解）」を押してください。

次に表示されるメッセージも「ENTER（了解）」を押して進めてください。

ターミナルにroot@x（ここにあなたのIPアドレス）:~#」が表示されればインストール完了です。

次は、下記コマンドでCertbotのSnapパッケージをインストールします。

sudo snap install --classic certbot

その後、下記コマンドでCertbotをシステムのPATHに追加し、どのディレクトリからでも使用できるようにリンクを作成します。

sudo ln -s /snap/bin/certbot /usr/bin/certbot

※リンクやシステムのPATHについて意味がわからなくても、このまま進めて問題ありません。

Certbotの設定

「Certbot」の設定を行います。
たとえば、独自ドメイン（sample.com）とそのサブドメイン（abc.sample.com）をhttps化するには、以下のコマンドを使用します。