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全統予想模試 第5回⑤の①

今日から河合塾の予想問題集を使って、共通テスト英語への対策を強化していきたいと考えています。何年も英語を教えてはいるのですが、どうしても勘違いはあるもので、完璧な解法で満点を、ということにはならないかもしれませんが、受験生が志望校に合格するための一助になればと思い、考えられ得る戦術を提案していきたいという思いです。今週の第1回としては、予想問題集の第5回の第5番を攻略しようかなと。先週は、進研マーク模試を精力的に解いてみたのですが、第5番の伝記は、本当に苦労しました。それを踏まえて、共通テスト英語を乗り切るには、この伝記の箇所に対する苦手意識を払拭できるかどうかが最重点項目なのかもしれないと。では、持っている受験生は、201頁を開いてもらえますか。200頁よりも201頁を見るのが先です。順番にこだわらないように。持ってない受験生は、通販で用意してくださいね。自分も密林で買いましたよ。

タイトルから考えて、女性パイロットの伝記になりますね。まず読む箇所は、ラストの3行です。「記録を打ち立てた」「戦争のヒーローだった」「今日の女性パイロットに大きく影響を与える」のようなことが書いてあります。ここは軽く目を通すだけで。伝記ですから、プラスイメージで締め括られていることを確認するだけで🆗です。そして選択肢を見て、キーワードのチェックです。

①イギリスから日本への飛行。②パイロットの免許の取得。③イギリスからインドへの飛行。④秘書としての仕事。⑤空軍での仕事。

大雑把に予測を立てるなら、④②③①⑤くらいですかね。この予測は外れても全然🆗です。当たり前のことですが、免許がないと飛行機は運転できないので、②は前の方になりますね。そして最後の方に空軍での活躍かなと。これはラスト3行の読みで、予測が立ちます。また③と①の順序ですが、ここの確認は急ぎたいですね。大急ぎで、日本とインドの順番を確定したいです。同じ段落内に、並列されていれば、楽なんですけどね。

3段落を見ると、それは「Japan 」と「India 」という2つの単語を探すだけですから、内容を理解する読み方はしない。探すだけです。すると、時系列的には、日本が先で、インドが後です。それでとりあえず、①→③を確定する。そして4段落に「Air Force」があるので、①→③→⑤の流れは確定させます。そして、秘書と免許の順序ですが、1段落を見ると、秘書として働いて、免許取得のためのお金を貯めたとあり、④→②からスタートすることが決まります。それでこの問1は、④②①③⑤でよろしいかと。先週かけて解いたベネッセ模試は、主人公が死んだ後で、何かが書かれていたので、「死んだ」を最後に置たいけど置いてはいけないトリッキーな作問になっていましたが、この河合塾の予想問題は、極めて素直に解ける構成になっていました。ここを落とすと痛いかもしれません。まとめてみます。

問1を短時間で解く戦術としては、1️⃣ストーリーの最後を読んでおく。2️⃣選択肢を見て、あらかじめ予測を立てる。3️⃣時系列的につながりやすい選択肢を並べる。4️⃣後ろの方の並びを組み立てておく。5️⃣最後に初めの段落を見て、スタートの部分を確認して、5つの並びを確定させる。という感じのことになりそうです。少し時間はかかりますが、配点が5点もありますので、ここは4分かけても🆗です。ここからスタートするので、3分は難しいかなと。1月の本番は、こんなレベルではないはず。こんなレベルだと、差がつかないですからね。難度はもっと高いはずです。ただし、上から出てくる順に単語を並べるだけの設問ではあるんですけどね。でも上から読むと、駄目です。



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