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6月共通テスト模試④の①

塾の高3生と話す時間があったのですが、今年から始まる共通テスト英語は、問題数が多いため、去年までのやり方だと時間が足りないので、1問を2分で通過するには、80分を上手に使う必要があると。理想的な流れとしては、まず設問を見て、問われていることを確認して、それは本文のどこを読めば良いのかを確認して、そしてキーワードの別表現が含まれる選択肢を正解にすると。結局は、キーワードとなる単語を探すだけなんですよね。だからキーワードになりやすい単語を覚えていけば、正解になりやすい選択肢が選べるということなんで。去年までの消去法を使ったやり方だと、80分では間に合わないので、一発選択法を基本にすると。ただ、学者レベルの文法問題はないから、その分だけ、抽象的な単語を覚える時間を増やしていきたいという結論に達したんですけどね。

第4番から配点が高くなるので、ここからスタートするのが得策だと思います。1番からスタートすると、6番までたどり着けない最悪のパターンに陥るかもですね。それで第4番を開くと、円グラフがあるので、円グラフが何を意味しているのかを理解することが先決になります。本文を読む前に必ずグラフに目を通して、筆者の主張を頭に入れましょう。

インターンシップの長さがテーマですね。2週間以上は16%で、1日だけは19%で、くらいは確認しておきましょう。グラフには数値がありますから、計算問題が必ずありますよね。その心構えは必要になります。それで問1を読むと、「2人とも〜とは言っていない」なんですよね。ここでは「neither」があるので否定文を意識しないといけません。この設問の問い方だと、両方の説明に目を通さないといけないイメージですよね。それは時間がかかりますが、グラフはインターンシップの長さなんですね。だから、それから外れる内容は正解にならないはずですね。

と、考えたいところなんですが、「2人が言ってないこと」を選べとあり、インターンシップの長さについては必ず言及があると推測しますよね。ここで考えることは、時間を使わせる問題になっているので、後回しにするのもありですよ。選択肢だけ目を通してみたのですが、①は「言いそうにないこと」のような気がします。インターンシップを否定する内容になってますよね。マイナスの「problem」があるので。インターンシップは明らかにプラスのことですから、選択肢④のように「benefits」があると、これは2人とも言いそうですよ。ですから、とりあえず、ここは選択肢①を正解にしておいて、本文全体に目を通す余裕があれば、その後で再考することになります。欲張って満点を目指すと、逆に半分を切ってしまう生徒が毎年のようにいますから、この設問は要注意ですね。本文を読まずにプラスとマイナスで解いているので、不安かもしれませんが、スピード重視で、精度はその次です。

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