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6月共通テスト模試②A⑤

第2問のAの⑤は、意見を選ぶ質問なので、事実を選んで間違えるようなもったいない失点は避けたいですね。「opinion」と「fact」をはっきりと頭の中で区別する習慣を身につけたいです。また問題数が多いので、消去法を使って丁寧に点数を重ねていく昨年までのやり方は通用しませんから、正解になりやすい選択肢を意識していきましょう。基本的には1問に2分がかけられない問題数になっています。ただ、マニアックな文法問題がなくなったことで、文法の勉強に時間を使わなくても良くなりました。現役生に共通テストの点の取り方を教えるのも、シンプルになりました。そして重要な位置確認ですが、問5は最後に2人のコメントがあるのでそこにヒントがあると考えられます。その4行に軽く目を通して選択肢のチェックをするのが良いのか、それとも選択肢に軽く目を通すのか、自分に合ったやり方を見つけたいところです。

2人のコメントはマスコットがパンダに決まったことに関わる意見になっているので、「opinion 」になります。サッカー部の選手は、パンダは望ましいわけではないけど、カエルよりはマシだという考え方ですね。そしてその下の2人目は、パンダは「愛と平和」の象徴なので、選ばれて嬉しいという感覚を持っています。その「愛と平和」にマッチするのが選択肢③の「positive image」ですね。このスピード感で問題を解いていきたいんですね。「positive image」はプラスイメージと訳して、「肯定的な像」とか「積極的な姿」のような無理矢理な日本語訳はやめた方が良いと思っています。「positive」は「プラス」、そして「negative」は「マイナス」で統一して良いかと思います。また「プラスイメージ」は、「まとめ名詞」として最適な表現になっていて、正解にふさわしいかと。①②④を確実に消去したい場合は、少し時間を無駄使いすることになります。正解になりやすい選択肢には、まとめ名詞や多義語が含まれていることを再確認しておきたいですね。



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