6月共通テスト模試④の②
ここの解説の箇所が、急激にアクセス数の増加になっていて、心配になったので、再度、見直しています。実は、最初に考えた時に、教授が、2週間は最低、インターンシップに参加して欲しいと要求している、と書かれている箇所があって、その要求を踏まえると正解は③で良いものと判断していました。よく考えてみると、それが正しい訳で。コメント欄があったら、炎上してました。
これは①が正解だと、単純過ぎてまずい問題ですよね。というか、①を正解にしてしまった受験生、多いと思いますよ。グラフだけ見ると、①ですから。間違えてしまった生徒の考え方は以下だと思います。
問2は「最小の長さは?」という質問なのですが、グラフを見ると、「1日だけ」が19%なので、正解は①で良いのでかなと。簡単すぎて心配になるのですが、問1の難度が高かったので、問2で調整するんですかね。いや、単純すぎるものは正解ではないと考えるべきだったですね。その教授のクラスでは、という条件付きだから、教授の要求が「meet」されているのは「16%」という数値を見て、「1➕15」の足し算をすると、それは2週間以上の参加をしている学生の割合になるということです。ここは、教授が書いている文の4行目から5行目を読んで、理解しなくてはならなくなっています。また、設問を正解に理解しなくてはならず、かなりの難問です。それでアクセス数が多いわけで。
最初に考えたこと、「教授が要求する最低限の長さは?」という質問だとの判断は正しかったわけです。教授のコメントの5行目に「minimum requirements」とあり、16%がその要求を満たしていると。16%は「15日以上」に該当するので、③が正解になって、難度的にも格調高い設問になるのかなと。①が正解だと、当たり前すぎて、歯応えがないんですよね。
ということは、問2はグラフだけ見て答えを見つける問題だとの判断は甘いです。逆に言うと、グラフを見て、本文の内容と一致させて、となると、難度が高すぎると思います。ですが、平均点を60%に調整するとなると、この難易度は仕方がないと。いうことで、言い訳がましくなりましたが、簡単すぎる考え方は正解にはならないことを、痛感したので、今後の反省材料とします。設問の内容は、正確に理解しないと。