６月共通テスト模試④の④

問４は、１人ずつ読んで答えられる設問になっているので、第４番は、問４からスタートするのもありかもしれませんね。ここの配点は４点になると思います。実質的には２問あるわけですから。

まずは１人目の内容についてですが、①は選びたくなりますが、正解ではありません。これはよくあるダミーの選択肢の作り方なのですが、長い選択肢の最後に余分な語句をくっつけて、間違いにさせてあるものです。「connection」は確かに１人目の意見として相応しいのですが、最後にくっつけてある語句が「研究分野において」なんですよね。「興味を持っている分野」なら正解になりますが、これを選んでしまった受験生は多いと思います。「connection」があると、正解に見えてしまいますからね。ですから１人目の正解は②になりますね。卒業後に仕事を保証する、とありますが、「guarantee」は覚えておいて欲しい動詞なので、正解になりやすい単語ですね。

そして２人目の主張なのですが、これは④を正解にして良いかと思います。できる限りの経験をするべきだ、という部分ですね。教授は最後の３行で、「experiences」を重視していますので、難しく考えないで、そのまま④が選べますね。正解にならなかった②と④の選択肢に関してですが、２つとも「学業」を重視するべきだという内容になっています。この第４番は、インターンシップの重要性を主張しているので、学業はその次になりますね。それで②と④は選べないということになります。第４番も、解答する順番で、かかる時間が変わってくるように感じました。グラフ問題なので、問２からスタートすると、時間が節約できるように思います。