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旺文社実践問題 23頁③

問1を解くのに1段落と3段落を読んでいるので、まだ2段落は読んでいないんですが、その状態で問2を済ませたいんですよね。それは、極力、本文を読まないで、選択肢だけを見て、正解になりやすいものにマークをするということです。それぐらいしないと、80分間で36問を解くのは不可能だと考えています。入試センターも、平均点を60%くらいに調整しないといけないわけで、だけど共通テストで難問奇問を出すと世間から叩かれるんですね。だから問題数を増やして、全ての問題に目を通すことができないように設定して、そして平均点が高くなりすぎないように、という目論見が垣間見えるわけです。ですが、受験生としては、頑張って入試問題に対処して、あわよくば90点以上を取りたいわけで。そのためには、正解になりやすい選択肢を頭に入れて、本文を読まなくてもマークを進めていくことができる。これしかないかな、という感覚です。それで、この問3に関しても、読んでいない2段落を見るのではなくて、まず先に4つの選択肢に目を通して、正解に違いないとか、正解の可能性が高いものにマークをしていきたいんですよね。特に、問3は、全体のまとめですから、具体例は消えるとか、まとめ名詞は正解率が高いとか、消去法も使いながら、時間の節約をしたいわけです。その意思を持って選択肢を見ると、選択肢③は「言い過ぎ表現」の「always」があって、まずは消えます。「常に、いつでも」みたいな全肯定になるような副詞があると、正解率はかなり低くなります。次に選択肢④ですが、これはまとめになりにくいです。「お別れ会に招かれた」というような単純な一行動は、まとめになりにくいですよ。ストーリーで出てくる複数の行動の中の1つですからね。これも一種の具体例になるかと考えたいんですね。同じ考え方をするなら、選択肢①もそうなりますね。実は①も④も恐らく本文の内容とは少し変えてあって、正解にならないように作られていると思います。選択肢②が、まとめとして、極めて優秀なものになっているからなんですね。そして内容的にも、最終段落の最後に書いてある内容とも一致します。これは、問1を解く際に、オチを確認しますから、当然ですが、どんな締めくくり方なのかも覚えています。だから、2段落は読む必要がなかったんですよね。そこは設問とは全く関係がなかったので、むしろ読んではいけない箇所だったわけです。これでスピード感を得ることができるんですよね。この旺文社の実践問題は、教材は良いけど、選択肢が安直なので、あまり良い勉強材料とは思わないんだけど、いかにして時間を節約しながら、36問に対応するのかには、役立ちますね。ここは選択肢②が正解なんですが、3段落に書いてある単語がそのまま使われていて、別表現が使われていなかったのは残念です。例えばこんな感じで同義語を使って、姿を変化させればよかったのかなと。

②could gain some vital experiences although she often did something embarrassing 

「恥ずかしい思いをするようなことを何度もしたけど、いくつかの重要な経験を持つことができた。」

こんな感じで、本文には書かれていない単語を使いながら、内容をまとめてある選択肢を選ばせるのがセンター試験からの伝統なんですよね。


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