6月共通テスト模試 戦略2
戦略①に引き続いて、ここでは、解く順番について考えていきます。時間配分と解く順番は最も重要ですよね。問題用紙をもらったら、第4番から解く心構えが欲しいですね。いや、第5番からでも良いし、第6番からでも良いです。とにかく、第1番からスタートするのは良くないです。前から順番に解くと、後ろまで届かない可能性があるんですね。第4番以降は、配点が3点だったり、4点だったり、5点だったりするんですね。なんと言っても、配点の高い箇所から処理していくのが重要な鍵です。最も配点が高い箇所は、第5番の伝記です。時間はかかりますが、抽象度は高くないので、読みやすく、ここからいくのはアリです。ここの問1は、時系列に沿って、選択肢を並べ替える設問なので、大雑把に全体を読む必要があるのですが、ストーリーの最後の3行を読んで、どんな終わり方をしているのかを確認しましょう。ここも前から読むのではなくて、後ろをチェックする。これでかなり時間の節約が可能になります。詳しくは第5番①の解説を。
⭕️グラフ問題を解く場合は、グラフを1分間じっくり眺める心の余裕を持つ⭕️
そして第4番は、グラフがあります。落ち着いてグラフを1分間ほど眺めましょう。それだけで解ける設問が1つあるんですよね。今回は問2でした。ちょっとした計算を必要とするかもしれませんが、本文を読まずに解く設問があることを意識する。これがグラフ問題の適切な対処の仕方なんですね。また、問1からスタートするのは、時間の無駄になるかもです。問4は、実質2問ありますが、1人ずつ読んで解くことができるんですね。問1は、全体を読まなくてはならないんです。問3と問5も、全体が分からないと解けなくなっているのですが、問4は1人ずつ、つまり部分的に読んで解きます。そして2人分を読んだ後で、問1と問3と問5は解けます。正解を見つける際に重視すべきことは、選択肢の分析です。これについては、第5番③を参考にしてみてください。第5番の問4は、タイトル選択なので、落とすと痛いです。固有名詞を選ぶと、アウトですからね。ところで問3は、初めて解いた時に、ミスをしました。詳しくは、第5番③で詳しく説明しています。伝記は、全文を読む必要があり、語彙レベルは簡単なのですが、とにかく時間がかかります。