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海外引越しのコツ
はじめまして!サンフランシスコベイエリア在住の日本人です。昨年結婚し、婚姻届提出後、夫が先に単身で渡米し、その約3ヶ月後に帯同ビザで私も渡米し、現地での仕事を開始しました。いま現地で共働きしています。
結婚、引っ越し、転職が全て同時に訪れたことからかなりパニックになり、最後の数週間は休む間も無くタスクをこなすことになったため、同じ失敗を繰り返さないようブログでtipsを共有したいと思います。
まとめ
何よりも名義変更を早く済ませると、後のプロセスがスムーズにいく(名義変更ができていないと、実家への住所変更やパスポートの発行などができない)
名義変更の中でも免許証を最初にやると、他のことの証明に使える
引越しにあたっては、荷物の選り分け(船便一便・二便、航空便一便・二便、倉庫、実家、廃棄、手荷物)を先に決めておいて引越し業者と握っておくのが大事
選り分けしておかないと、後で容量を超えていたことが発覚したり、いらないものを先に送ってしまったり、捨てるものに後から気づいたりなど、様々な問題が起きる
想像以上に持っていけないので、とにかく捨てられるものを選り分けて早めに捨て始めることが大事
その上で引越し業者の見積もりミスなどによって、容量の交渉が発生する場合があるので、先に握っておくことが大事
当日までに、小物レベルで物理的に仕分けておく
業者が荷詰めしてくれる場合でも何をどこ行きにするかすぐさま答えは必要あり。あとから追加すると嫌な顔をされ、気まずい
ここからが詳細になります:
結婚関連の手続き
まず婚姻届を提出する
この時、婚姻届受理証明書と住民票をもらっておく
住民票は戸籍謄本やビザの取得や住所の証明など今後次々と使うので、マイナンバー・本籍ありを数枚ほどと、マイナンバー・本籍なしを10枚ほど取得しておくと区役所との往復を減らせる(名義変更先によってどちらかしか受け付けてもらえない場合があるため)
合わせて、新しい戸籍謄本ももらっておきたいが、戸籍の移行に時間がかかるため、本籍地が近くであれば後日改めて、遠くであれば郵送で取り寄せるのがおすすめ
本籍地として登録した市や区が自分の籍を管理することになるため、本籍を同じ区など近隣であると手続きが2-3日で住むが、別の県など広域区域の対象になると10日〜2週間ほどかかるので注意
郵送で取り寄せる場合は、ネットで取り寄せのフォーマットをダウンロードし、郵便局で定額小為替と返信用封筒を買って、戸籍謄本を請求する。この時早く送ってほしい旨を電話で戸籍課に伝えると少し急いでくれる
返信用封筒は大量に必要になるので多めに(20枚ほど)買っておく
戸籍謄本は数枚ほど、戸籍妙本は2-3枚ほどもらっておくと安心
続いて名義変更を行う
まず免許証の名義変更をする
住民票(本籍あり)の原本を提出(返却なし)すれば、近くの警察署で裏にすぐ新しい名義と本籍地を印字してくれるのでとても簡単にできる
オモテ面に旧姓と一緒に書いてもらうのは免許を更新する時でOK
その他の名義変更の下準備をする
免許証のコピーを10-20枚ほどとっておく
コンビニのコピー機は現金しか使えないので注意
印鑑の作成
一部銀行のみ使用
写真を撮る
パスポートサイズと、アメリカのビザ用サイズ(正方形)の2種類が必要になる
アメリカのビザ用は背景白の必要があるので、白で用意して置くと1種類で済む
郵送や来店の伴うなど、変更に時間がかかるものから順に手続きをする
証券会社など:郵送で届いた書類に免許証のコピーなどを添付して送り返す必要があるのでかなり手間がかかる
ビューカードは名義変更中はオンラインのスイカアカウントが使えなくなるので、物理カードのスイカを用意する必要あり
一部メガバンク:来店が必要
転送届:郵便局で紙をもらうか、オンラインでもできる
ネットでできるものを変更する
その他メガバンク、保険証、通信会社(MNP手続きをするには新名義になっている必要あり)など
パスポートを作りに行く
戸籍謄本が来る前から作りたい場合は、パスポートセンターに連絡して、会社命令なのでどうしても急いでいる旨を伝えると、戸籍謄本を受け取り時に提出すれば良いと言ってくれる場合がある(交渉が必要)
ただし、会社から赴任命令書をもらう必要あり
パスポートセンターはお盆など休みに重なる週は大混雑のため、できれば先の祝日まで見ておいて行く日程を決めたい
パスポートの申し込み用紙はその場で書いても問題ない
旧姓併記も可能だが、かっこで記載されるため、名前が航空券などと一致せず、逆に問題になる(らしい)ので、併記しないほうがよさそう
パスポートができるのに1週間ほどかかるので、出来上がったら取りに行く
国際免許証を作る
新しいパスポートと免許証と写真を持って、警察署へ。週末は鮫洲しかやってないので注意
引越し関連の手続き
実家への住所変更
上記と同じ手続きを住所変更でもう一度やる必要あり
証券会社やネット銀行は郵送を伴う場合があるので注意
名義変更には郵送のやり取りが発生する場合があるので、住所は名義を変えてから変更するのが良い
荷物の整理と掃除
引越し業者の予約を取る
時間があるうちにいらないものを捨てておく、あるいはメルカリで売っておく
できれば捨てるものをリスト化して、粗大ゴミの予約と粗大ゴミ券をまとめて購入しておく
メルカリは送付に必要な箱をまとめて買っておき、郵送もいっぺんにコンビニに持っていけると便利
海外で必要なものを買っておく
日本で買っておくと良いのは、メガネ、コンタクトレンズ、基礎化粧品、常備薬、ヒートテック、米、みそ等
船便、航空便、倉庫、手荷物の選り分け(リストアップ)(二便ある場合はその選り分けも)
まず、現地に行った時に初日にすぐ必要になるものをリストアップする
ベッドやタオルなどは現地アマゾンで家に送っておく
他には椅子とちょっとした机があると床で食べずに済むのでオススメ
続いて、早めに必要になるものを航空便に選り分ける
すぐに着る服など
最後に船便をリストアップする
容量の見積もりは担当者によってブレがあるので、持って行きたい分を持っていけるようにあらかじめ担当者と握っておくとよい
引越し当日までに、業者が荷詰めしてくれる場合でも船便・航空便・倉庫で物理的に分けて置く
特に小物は意外と量がある上にどこに仕分けるか悩むことがあるので、仕分けは先にして置く
また、貴重品がどこにいったかわからなくならないように、財布・パスポート・貴金属・印鑑などは手持ちしておく
船便や航空便に高価なものを入れる場合もどの段ボールに何を入れたか把握して、保険請求できるようにする
大事なものは自分で荷詰めした方が安心な場合がある
荷物の掃除
倉庫にしまうものは掃除してからしまわないと使えなくなるものもあるので、掃除の時間を取っておく。例えば冷蔵庫、ゴミ箱など
ビザの取得
パスポートが来たらビザの取得プロセスに入れる
予約は2週間ほど先になるので早めにしておく
当日は書いてある時間ぴったりに着けばOK(早く行っても外で並ばされる)
送金準備
送金には事前の登録があると早くできる。必要であればメガバンやwiseで登録しておく
事前登録なしでも来店すればメガバンで送金は可能
povoもしくは楽天の契約
日本の電話番号を保持したい場合は、楽天かpovoとの契約に切り替えるとUSでも維持できる
楽天は高いが日本と電話とSMSが可能。povoは安いが、SMSのみ可能
退去手続き
賃貸の解約
サブスクの解約
保険の解約
転出届(郵送も可能)
年金の届け出 など
クレカの発行
USのクレジットスコアを貯める為にアメリカのクレカを作る必要があるので、JAL CARD USAなどを作っておく(ただし、これはアメリカに着いてから発行できる)
仕事関連
経費精算、有給消化、会社貸与品の返却など
以上、引っ越しにあたってのtipsでした!何かお役に立てば幸いです。
次からは、ベイエリアのおすすめエリア、共働きにあたって工夫していること、現地での食糧調達や料理の仕方などを共有したいと思います。