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何度もの打ち上げ延期後、H3ロケット4号機、曇り・小雨?の中の打ち上げ成功!

2024年11月6日作成

REV17

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースなどで放映されているのを見ましたので、表題の件、ご存じの方が多いのではないでしょうか?

尚、以前投稿した時に、JAXAの新たなロケットであるH3ロケットは商用に苦戦するのではないかとコメントしたことがあると思います。

コスト的・打ち上げ回数的等の観点からのコメントだったのですが、今回、H3ロケットの打ち上げが4号機に安定的に打ち上げができるようになったと思える状況に至り、もう一度、H3ロケットが商用に向くのかどうかを調べてみました。

インターネットで調べてみると、H3ロケットの商用に向けてJAXAが考えた答えの一つの回答とおもわれるのがH3ロケットの形態にある様です。

H3ロケットの形態というのは以下の様式になります。

H3ーX*@

X : 1段主エンジン機数(2or3)

* : 固体ロケットブースタ本数(0or2or4)

@ : フェアリングサイズ(LorS)

要するにH3ロケットは打ち上げごとに主エンジン数・ブースター本数・フェアリングサイズを変えられるという事の様です。

元々、打ち上げ回数以外の問題として、コストの問題を考えていましたが、それはなぜかというと、従来の様に固定の大きさの打ち上げロケットであるなら、載せられる衛星数や大きさ・重さなどに制限がり、コストパフォーマンスが悪いことになるのではないかと予測ができていたからです。

結果、このあたりへのH3ロケットの回答としては、大きいもの・多数を運ぶための対応として、フェアリングサイズをLとSの2種類用意している様です。

因みにフェアリングの各サイズは以下の模様です。

L:全長16.4m 直径5.2m

S:全長10.4m 直径5.2m

他の2パラメータである主エンジン機数と固体ロケットブースター本数の2つは、大きなもの・重いもの等を打ち上げる推進力を得るためのものの様です。

こうして見ると、打ち上げ回数以外の要素は最低限は対応している様な使用にH3ロケットの形態は定義されている様です。

今後はJAXAの打ち上げ回数の対応が注視されるように思えます。

何回か打ち上げが延期されていたこともあり、当日は曇りの日で、天候はあまり良いとは言えなかったため、どうなのかなと思ってみていましたが、衛星の軌道投入にも成功した様です。

打ち上げ直後はH3ロケットは見えていましたが、打ちあがっていく途中でオレンジ色の炎だけになり、その後、直ぐに認識できなくなりましたので、少し心配していましたが、余計な心配だった模様です。

十一月に入り、大分涼しくというか寒くなってきた今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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