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ソフトウェア工房孫風雅 ソフトウェア言語について(その5)
ソフトウェア工房孫風雅です。
皆さんはどのような言語を触られたことがあるでしょうか?
講師は会社員時代、開発用途と利用用途とで幾つかの言語を見たり・触ったりしてきました。
そこで、これまで経験してきた事柄を少しお話させて頂きたいと思います。
今回はWindowsOS(BATファィル処理)になります。
今回のテーマは開発とは少し違うのですが、開発の目的が、よりよい環境・動作・結果を得るためだと思いますので、そういう意味で、WindowsOS(他のOSでも可能な場合があるようですが、講師は確認していません)
での改善に役立つ機能を説明したいと思います。
ご存じの方もおられると思いますが、BATファイルではCOPYコマンド等
WindowsOSプロンプトで実行できるコマンドがそのまま、スクリプト実行できます。
事前にBATファイル内に記述して、実行できる点が利点の一つと思います。
確認が容易である点と、事前に内容を確定できます。従って、日々の業務で定型作業があってWindowsOSのコマンドで処理できる場合は、作業がスクリプト実行で効率化できます。
尚、BATファィルで実行できる内容は、パイプラインを使用して結構複雑な処理も実現可能です。
パイプライン処理というのは、概ね、()を含むような複雑な式:処理を分割して実行し最初の実行結果を次の作業のINPUTとして扱う事で実現する方式の事です。
また、BATファィル内では判定文(IF等)が使用できるため、プログラムの実行結果の判定や、実行中判定なども可能になっています。
(尚、実行するプログラムが実行結果を返す仕様になっている必要があります)
パイプライン処理で複雑若しくは多重な処理が実現可能なこと、EXE等の実行結果を判定して処理分岐できること等を考えると、BATファィルでも結構な処理が実現可能と思えます。
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。