2024年冬、 都立殿ヶ谷戸庭園散策:深堀ポイント、その1
2024年2月26日作成
REV7
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
表題の件、昨年末、新たに認識した、木々と苔との融合について、その見方・考え方等について、講師の個人的見解ですが、お伝えしておこうと思います。
ポイントは一言では言えないのですが、敢えて、一言で言葉にしようとすると以下の様になる気がします。
”木々の緑と苔の緑の融合・統一化を楽しむ!”
という事になると思います。
ただ、この木々の融合と苔の緑の融合というのは、実はあまり単純では無いと庭園内を散策していて感じます。
例えば、以下の都立殿ヶ谷戸庭園内の木々の写真をご覧ください。
何か、可笑しな点を感じられないでしょうか?
此方の写真はどうでしょうか?
講師は、庭園内を散策しながら、これらの写真を撮りながら、不思議だなと感じていました。
先ず、此方の写真ですが、講師がオヤッと思っているのは、苔の生えている場所が点在している点です。
木々の下の部分と上の部分に、ある意味、分かれて、苔が生息している様で、何故、離れて生えているのかな?と不思議に何時みても感じています。
また、先の写真の様に、ほぼ同じ場所に存在している木々でも木々の種類の違い関係なのか、苔の木々への生え方に濃淡がある事です。(ほぼ同じような場所なので、苔の種類は同じではないかと推測できますが…)
以下の二つの写真についてはどの様に思われるしょうか?何か、違いがお判りになられるでしょうか?
一つは、根の上から苔が木々の全体を覆う様に生えているのではないかと思います。方やもう一方の写真では木々の根の上の部分では殆ど、苔が見られず、木々の皮の割れた隙間にのみ苔が生えている様に見えるという事です。
この様な苔の木々への共生のあり方の違いについては、現在調査中なのですが、一つ講師が気が付いているのは、根の上の部分から苔で覆われている木々と、概ね、根の上の木々から苔に覆われていない木々はsの木々の種類が違いうという点です。
根の上から苔に覆われている様に見えない木々が、講師には松の木系の木々では無いかと思っており、根の上の部分から苔に覆われているのは、松系ではない木々、例えば胡桃系?等の木々の種類では無いかと推測しています。
少なくとも、木々の表皮が異なっており、松の木系は表皮が割れて中の木本体が見えるような形になっていて、それ以外の木々は表皮が本体と一体化している様に見えるという、見た目の特徴が異なります。
尚、講師は田舎育ちなので、松の木系があまり、建材に向かないという事を知っており、恐らくその松の木の特性が、この苔の共生に他の木々との違いを引き起こしているのではないかと推測しています。
その特性というのは、松の木は、実は木を切ると、表面から捻出物、所謂、松ヤ二が出てきます。
マツヤニはベトベトしており、粘性が強いので、簡単に洗剤などで、手に着いたマツヤニを落とす事ができません。
恐らく、松の木のこの特性が、苔が生えるのを、ある意味、抑制しているのではないかと講師は疑っています。(今後、更に調べてみる予定です)
冬本番の風から、暖かくなったり、再び寒くなったり、体調維持がムズかしく感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。
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