新プログラミング等専門用語解説8(IT系)
REV22
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
今回は既に引用している幾つかの言葉と新規の用語を先ず挙げてから、一つ一つの用語についてボリュームを確認しながら、確認・解説したいと思います。
引用済み&新規用語一覧(主にIT系です)(紫色用語は取り上げ済みです)(青色用語は今回取り上げるアイテムです)
ソフトウェアとハードウェア
検索クエリ
サプライチェーンマネジメント
RDB/RDBMS/DBMS
バックアップ
ファイアウォール
フェイルオーバー
フォールバック
ホットスタンバイ
リカバリ/リストア
IEEE
IoT
IP電話
ISO
LZH
NAT
OEM
PPM
RGB
ZIP
RAID
HDMI
FTP
DHCP
BtoC/BtoB/BtoE
アウトソーシング
結合テスト
シックスシグマ
スタンドアロン
品質特性
ブラックボックステスト
リバースプロキシ
スクラッチ開発
SSO:シングルサインオン
OTP:ワンタイムパスワード
脆弱性診断
ニューラルネットワーク
DL:ディープラーニング
クロスプラットフォーム
マイグレーション
ストアドプロシージャ
OSS:オープンソース
FPGA
TBD
今回は、RAIDについてコメントしてみたいと思います。
RAID
皆さんはRAIDという言葉をご存じでしょうか?
RAIDと言うのは”Redundant Arrays of Inexpensive Disks”の略少であり、HDDの冗長システムの事を指します。
ここでいう、HDDの冗長システムというのは、複数のHDDを一つのHDDの様に見せたり、二つのHDDを一つに見せたり、N+個のHDDをN個・Nサイズに見せたりという事です。
以下、RAIDで設定できるモードの各機能を説明します。
RAID0
基本的に冗長性の無いモードです。複数のHDDを一つにすることができ、複数のHHD内を分散して保存しているハズです。冗長性が無い為、一部でもエラーが発生する全体のエラーになります。HDD2個から構成が可能です。
RAID1
二つのHDDを一つに見せて運用する設定です。ミラーリング設定とも呼ばれています。容量は半分になりますが、複数のHDDで同一の内容を保持している為、一つのHDDでエラーが発生しても、反対側のHDDで保存されている内容で、復旧が出来るため、故障HDDを取り換えると、故障していない反対のHDDから内容をコピーして、ミラーリングの状態に戻ります。HDD2個から構成が可能です。
RAID01
RAID0とRAID1の組み合わせモードです。容量は半分になりますが、分散保存する事で冗長性を確保しています。複数のHDD内で保存の仕方がRAID0と同じです。片側のHDD群に保存内容が全て含まれている形の冗長性です。HDD4個(片側群が、最低2個で構成)から構成が可能です。
RAID10
RAID1とRAID0の組み合わせモードです。容量は半分になりますが、分散保存する事で冗長性を確保しています。複数のHDD内で保存の仕方がRAID1と同じです。両側のHDD群に保存した内容を合わせ初めて全体の内容となる冗長性です。HDD4個(片側群が、最低2個で構成)から構成が可能です。
RAID2/RAID3/RAID4
RAID2:最低5HDD必要な構成で、尚且つ、ビット単位の修復に特徴が有る為、HDDの信頼性に合わない為(HDDの信頼性はそれほど低くない為)、製品化されていない情報です。幾つか知っているプロバイダの製品を見てもRAID2の設定情報は出てきていません。
RAID3:RAID2の改良版でパリティによる誤り訂正を行う方式。最低5HDD必要な構成。専用パリティドライブが必要。
RAID5
RAID3/RAID4の改良版で、ブロック単位のパリティ分散記録を行う方式。RAID3/RAID4と異なり専用パリティドライブを持たない為、高速かつ冗長性を持てる。
RAID6
ブロック単位且つ複数パリティ分散記録を行う方式。最低4HDD必要な構成。
RAIDは、H/W RAIDとS/W RAIDが有ります。講師は両方使用した事がありますが、RAIDはHDDだけで、RAIDを組んだほうが、良いと考えます。
理由は、ソフトウエアレイドは、OSなどで、RAIDを構成する為、CPUに基本的に負荷がかかります。又、ハードウェア由来では無いので、エラー検出に難点があると言われているはずです。
尚、RAIDに対応したHDDを購入した場合、初期設定は大概、RAID0では無いかと思います。従って、各々が利用したいRAID構成に自身設定し直す必要があります。
皆さんは、プログラミングについて、どの様なご意見・イメージをお持ちでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。