2024年全日本卓球選手権、優勝チーム・優勝者確定後、男女共パリ五輪出場権獲得!
2024年2月22日作成
REV17
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
表題の卓球日本代表は今年の1月22日から開催されていた天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会とその後の何日かあり、既に選出・確定していたのですが、今年のオリンピックへの出場はその時点では決まっておらず、昨日の21日、一昨日の20日に行われた、ITTF世界卓球選手権釜山大会(団体戦)にて、日本代表男女がパリ出場権を獲得しました。
おめでとうございます!
日本はオリンピックでメダルを獲得している等、卓球について、講師は男女とも強いイメージがあるのですが、この出場権獲得のコメントを見た時、パリ五輪の出場は未だ未定だったのかと知り、少し、意外に感じました。
国内大会の1月22日以降、卓球日本代表として内定しているのは以下の選手です。(最初のカッコ内の数字は日本独自のパリオリンピック選考ポイントです。ポイント数が多いいほど上位です)
男子:
張本智和選手(804.5)(世界ランク9位)
戸上隼輔選手(611)(世界ランク23位)
篠塚大登選手(437)(世界ランク74位)
女子:
早田ひな選手(910.5)(世界ランク5位)
平野美宇選手(536)(世界ランク18位)
張本美和選手(430.5)(世界ランク16位)
尚、今回、パリ五輪出場権を獲得した、ITTFの世界卓球選手権大会に出場した選手は、上記各三名の他に以下の選手が出場され、活躍されました。
男子:
田中佑汰選手(396)(世界ランク68位)
松島輝空選手(104)(世界ランク33位)
女子:
伊藤美誠選手(471.5)(世界ランク14位)
木原美悠選手(404)(世界ランク24位)(強化本部推薦)
尚、今年のパリ五輪の卓球日本代表は選出方法がこれまでと違う様です。
というのも、ロンドンオリンピック、リオオリンピック、東京オリンピックまでの卓球日本代表選考に於いて、シングルスの代表はオリンピックの開催前年末までの世界ランキングの上位2名が自動的に選出されていた様ですが、今年のパリオリンピック代表の選考では特別な選考方法が採用されている様です。
独自の選考ポイントを今回は使用等と定義されている様です。(前出のカッコウ内の数値がこの定義に該当する選考ポイントです)
こうして情報を並べて見ると、男子代表は世界ランク及び選考ポイントの両方に於いて上位にランクする3名が代表内定となっていて、特に異論などは起きないと思われます。
ところが、女子代表については、2名は選考ポイントから上位2名を選考し、三人目を何故か世界ランク及び選考ポイントで日本人選手4位につけている、張本美和選手が選出されています。
両方のランキング・ポイントで第三位の位置につけているのは、東京オリンピックでの卓球複合金メダリストである、伊藤美誠選手になります。
選考する為に作った選考ポイントでの順位を無視して、一つですが下位の選手を選考するというのは、講師的にはどうしてなのかな?という気がしています。
以前、というか随分前の話だと思いますが、陸上のマラソンの代表選考で?な代表内定が行われて、結局、選出された選手が良い成績をオリンピック大会で収める事が出来なくて、選考の仕方について騒がれていた事を思い出しますが…?。
伊藤選手は既に出場機会の限りなく0に近いリザーブでの代表選出を辞退しており、今年のパリ五輪の卓球の代表団には伊藤選手は帯同しない方向に、ご自身で選択されています。
前卓球男女混合オリンピック王者であり、二つの選考用のランキングも3位の位置につけているのに、代表の三人目に選出されないという?な事態に対して、距離を置きたいと思うのは前王者としては自然な行動の気もしますが…。
従って、今年のパリオリンピックでの卓球女子代表の活躍・メダル獲得を見守りたいと思います。(陸上の女子マラソンの選考後の不振事態の再来は卓球女子代表では避けていただきたいものです)
冬本番の、風を寒く感じる今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。
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