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最悪な初フライト?

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。最終版は此方から、ご覧ください。

講師にとって、人生初めてのフライトは大学卒業から5年前後の事だったと思います。(英語の再学習を始める前の別な会社に勤めていた時の出来事です)

転職した先の会社で米国産のソフトウェアを販売しており、講師はソフトウェアエンジニアとして採用されたのですが、その頃は、今にして思えば、経験が無いのに無謀なことをと思いますが、マーケティング(メインは代理店契約獲得)を志願していました。

そこで、契約を獲得する為に、相手先の会社にどうやって覚えてもらうかを考えて、インパクトが有る様に、当時、講師は顎からというか、顔下半分、髭をたくわえていました。

恐らく、そのせいだと思うのですが、後日、この風体がタイトルの”最悪のフライト”の一因になっていきます。

また、既にコメントしました様に初フライトであるため、飛行機に長時間乗っているとどうなるのか、当時は全く想像もできませんでした。

搭乗して飛行機が飛び立つと、先ず、機内は空調がものすごく効いているのと同じ状態で、常に空気が流れていました(今も同じだと思いますが…)。感覚的には風が吹いているとまでは言いませんが、その少し手前という感じでした。(少なくとも、そよ風のレベルではありません)

従って、寒く感じたので、ブランケットを追加でキャビンアテンダントの方に頂いて、体は何とか寒さを凌げるかなとなったのですが、何も準備していなかったため、口鼻は無防備でした。

案の定、翌日、機内で起きると、のどが痛く、風邪を引いた時の自覚症状が出ていました。

この事は乗り継ぎのある、その時の出張で、後で悪い方に利いてきます。

風邪を引いてしまい、声が変わっている自覚症状もあり、大変な出張になりそうな予感がしました。そしてその予感は直ぐに現実のものとなります。

先ず、米国の空港に降りて、入国審査カウンターに向かうのですが、何せ、初めての入国審査なので、緊張して審査の列に並びました。

ところがです!。講師の並んだ列で、講師の前者が一緒に出張する同僚で、彼はそのまま真っ直ぐ入国審査の受付へ進んで行ったのですが、次は講師の番という時に、あろうことか、左前に居た、人物に(当然、米国人です)、フィンガーアクションでコイコイとされました。

講師は自分が指されているか判りませんでしたので、周りを見回して後、自身もフィンガーアクションで、自分の事かと、自分で自分をゆび指してみると、”YES”と頷かれたので、まっすぐ進まずに、仕方なく左側の手招きしている人の方に進みでると、いきなり、英語で質問されました。

質問内容は以下の様な事だった気がしています

  • 何の目的で来たのか?

  • 滞在期間は?

  • 帰りのチケットは?

  • 宿泊先のホテルは?

他にも聞かれていたかもしれませんが…初めての入国審査でもあり、記憶のかぎりではこれくらいであったと思います。

確実に、うろ覚えです。且つ、始めての出張でまだ慣れておらず、しかも風邪を引いていて、ハッキリ言って相手に声が、良く聞こえない状態でした。(実は仕事で渡航したことはそれまで一度もありませんでしたし、国外へ出たことはプライベートでも一度もありませんでした)

要するに、イキナリ、生まれて初めての海外出張・渡航で米国の洗礼を受けました。しかも、風邪をひいていて、相手の声がよく聞き取れない状態、且つ、本人は英語に苦手意識が有るのにも関わらずです。(一体何十苦だったのか…)

やっと解放されて、再度入国審査の受付のカウンター側へ進もうとすると、同じ人物から、行かなく良いと言われ、別な通路側を指示されました。咄嗟にパスポートを広げて、”スタンプ”は?と意思表示したところ、面倒くさい奴だなという顔をされて、スタンプを押しに行ってくれた様に記憶しています。

あの出来事は、いったい何だったのかなと?いまだに不思議な気持ちになります。

尚、この様な経験、即ち、入国審査カウンターの受付の前で呼び止められるような状況は、その後、講師は米国・ヨーロッパ他含めて、一度もありません。(従って、初めての渡米で、いきなり、入国審査前のスペース前で、ピックアップされたという事です)

今にして思えば、受け入れる税関側の人にしてみれば、洗いざらしたジーンズを穿いて、顔には髭をボウボウにはやしている人が現れたら、何しに来たんだと構えて質問されても不思議は無いのかもしれません。(記憶が正しければ、当時(?、多分現在も)ヒッピー文化というのがあって、その人たちに、講師は風体が似ていた気がします)

ヒッピーがどうのという事ではありませんが、概ね、自由な気質だったと思いますので、講師自身がオーバーステイを疑われたのかなというのが、現在の理解です。(チケット:搭乗券の件を聞かれた気がしていますので、これが、背景のように思う理由です)

そこで、本人的には今さらなのですが、インターネット上の”長時間フライト”の注意点を検索してみました。結果は以下の通りです。

  1. ジーンズを履いたままの長時間フライトは厳しい/危険である(最初のフライトで講師はジーンズを着用していました。確かにゆったりした気分は皆無でした。)

  2. 羽織るもの(寒さ対策)は必ず持込等対策する(その通りです。機内は寒いです。何も用意していかなかったのでブランケットを借用しました。目鼻口も対策が必要です。)

  3. 出来れば通路側の座席を確保する(慣れてきてからは、講師は通路側を常に指定していました。トイレなどいちいち内側の席の方に通してもらうのは、頼むのも大変です)

  4. 女性の化粧等は最小限で(限られたトイレ数の、使用時間を最小限にする為の提案の様です)

  5. 定期的に手足のストレッチする(エコノミー症候群等で対策として説明をTV等で見た気がします)

  6. 便利グッズを必ず携帯する(使い捨て用のスリッパ、歯ブラシ、マスク、耳栓など:ビジネスクラスからは提供されていたと思います。エコノミークラスでは持ち込みが必須でしょう)

  7. 機内が公共の場であることを理解する(ファーストクラス以外は基本的にプライベート空間が無いための、譲り合いのアクションを推奨している様です。一応、講師は搭乗時は周りの方に気を使ってはいましたが…?)

尚、ここで終わっていれば、まだ可愛いもので、実際は、到着したシアトルで乗り換え便が到着当日飛ばず、翌日の便で更に体調に支障をきたす展開が待っていましたが、既に文字数が多くなってしまっていますので、入国審査後の顛末は別途投稿させて頂きたいと思います。

そもそも、米国出張で最終目的地が確かボストン(東海岸)なのに、シアトル(西海岸)に到着する便を予約して、そのあとすぐに乗り換えて、ニューヨーク方向の便に乗るとは、かなり”???”な選択と今にして思えば感じます。この辺りも、後編でお話しできればと思います。

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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