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2024年、王位戦開催中、藤井七冠、第二局は第一局のダブルヘッダーの影響なのかある意味完敗で敗戦、一勝一敗のタイに!

2024年7月19日作成

REV8

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースで、王位戦の第二局開催が触れられていましたので、ご存じの方もおられるかもしれません。

表題の件、第二局で藤井七冠が敗戦し、渡辺九段が一勝一敗のタイスコアに持ち込まれました。

以下、第二局の詳細データです。

7月17日・7月18日 第二局、対渡辺九段、97手で藤井七冠投了、残り27分(渡辺九段残り46分)、後手、相掛かり

いつもの様にインターネットで同時進行の動画で優勢度や残り持ち時間を気にしながら、確認していました。

初日の7月17日はそれ程の差は無かったと思うのですが、二日目から徐々に渡辺九段が優勢になり、そのまま二日目の17時40分頃に終局となってしまいました。

5時40分位での終局というのは、将棋のタイトル戦では早い時間での決着では無いかと思われます。

第二局は二日目の午後には渡辺九段に藤井七冠は結構、自陣に攻め込まれており、優勢度も20%程度台まで落ちていたので、これは立て直すのは無理かなと思っていましたが、やはり、そのまま敗戦となりました。

渡辺九段は何方かというと、藤井七冠に対して苦手意識が有るのかなと思って講師は見ていましたが、元々は老獪な感じの棋士の方なので、苦手意識を克服されたのかなと言う感じがしています。(実際に藤井七冠に勝てるというか、普通に対峙できるという様なコメントを対局前に発しておられる記事をインターネットで見た記憶があります)

ということは、インターネット等巷では藤井七冠に勝てるのは、勝負ができるのは、伊藤匠叡王七段のみという、観測・分析が存在していたと思いますが、ここにきて、渡辺九段が藤井七冠に完勝して見せた事で、藤井七冠と伊藤匠叡王七段の二強では無いと、宣言したのかもしれません。

結果、この事が、本当に意味のある事なのか、偶々なのか、次戦第三局が重要な一局になりそうな予感がします。

渡辺九段は対戦戦績では、対藤井七冠に対して、これまでのタイトル戦では、4勝21敗と、大分負け越しており、講師は同じタイトル戦で連続して敗れている事や、対局中や敗戦後の表情などを見ていて、藤井七冠に対して苦手意識があるのではと感じていました。(タイトル戦で渡辺九段が勝っていたのは概ね第三局のみの結果が出ている様です)

然しながら、事前の渡辺九段の言が事実であり、苦手意識を克服できているのであれば、藤井七冠にとっては大問題となる様に思えます。

要するに、以前の様に安易に勝利できる相手棋士では無く成ったという事になります。伊藤匠叡王七段と対峙する時の様な切迫感・緊張感が必要な棋士になってきているという事になるかと思われます。

従って、こういった変化が一時的なものなのか?現実なのか・事実なのか?を確認する上で、次局の王位戦第三局は大変注目すべき、重要な一局になると考えられます。

尚、次の王位戦第三局は7月30日と7月31日の今月末に開催される様です。藤井七冠の一層の奮起が期待されます!

七月も中旬になり、梅雨明けし、夏の日差しを痛く感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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