2024年名人戦!第三局開催、藤井八冠連勝で三勝目!
2024年5月9日作成
REV11
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
表題の件、第三局で5時43分過ぎに、勝利を収め、藤井八冠が、今期名人戦で三連勝となりました。
地上波のニュースで、名人戦の開催が報じられていましたので、ご存じの方も居られるかもしれません。
表題の件、5月8日と5月9日両日開かれた2024年の名人戦第三局で藤井八冠が今期三勝目を挙げて、名人戦の防衛に王手を掛け、次局につなげられました。
以下、第三局の詳細データです。
5月8日・5月9日 第三局、対豊島将之九段、95手で豊島九段投了、残り2時間11分(豊島九段残り38分)、先手、雁木
数日前に叡王戦で連敗し、叡王タイトル陥落の危機となり、藤井八冠がどの様な精神的状態なのか少し、勝手に心配していましたが、そこは、タイトルを八ツまで積み上げて、これまで防衛してきた棋士なので、講師が勝手に心配するほど、精神的には弱くはない様です。
インターネット上のオンタイム動画で、第三局をAiによる情勢分析を含めて見ていましたが、結構、二日目の午後からは藤井八冠が優位なアベレージが出ていましたが、先日の叡王戦の事が有る為、優勢判定と共に、残り持ち時間も注視していました。
残り持ち時間は、藤井八冠が2時間超の際、豊島九段は残り持ち時間が1時間を切っていました。
一応、気になったので、休憩時間中の残り持ち時間の扱いがどうなるかインターネットで確認してみました。やはり、休憩時間中は、残り持ち時間の消費は行われない様です。ただ、同日、夕食休憩時、豊島九段は結構直ぐに退席されたのですが、藤井八冠は5分過ぎ位迄、対局場におられたので、アレと言う感じがしたため、調べてみたという事になります。
ということで、夕食休憩前後(92手)から、あまり、手数を経ないまま、終局に至りました。
この結果、今期の名人戦は藤井八冠が豊島九段に対して、3連勝で、タイトル防衛まであと一勝となりました。
次回の名人戦の対局は5月18日と5月19日の両日の開催の模様です。
講師としては、5月末の叡王戦次局が気になって仕方が有りませんが、その前に、名人戦のタイトル防衛を決めて、100%叡王戦に向けて盛り返し、タイトルを防衛して頂きたいものです。
五月上旬で、夏近くなり、気温も相当に高くなってきました。一日の温度差の激しい変な天候な今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。
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