2024年竜王タイトル戦、開催中、第五局は藤井七冠が勝利し三勝二敗でタイトル防衛に王手!
2024年11月28日作成
REV10
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
地上波のニュースでは、竜王戦の第五局開催に触れられているにニュースをあまり講師はみませんでしたので、ご存じの方は少ないかもしれません。
表題の件、竜王戦の第五局は藤井七冠が勝利し、2024年の竜王戦タイトル戦は藤井七冠が三勝二敗としてタイトル戦が進行しています。
以下、第五局の詳細データです。
11月27日・11月28日 第五局、対佐々木八段、91手で佐々木八段投了、残り1時間12分(佐々木八段残り1時間20分)、先手、雁木
いつもながら、対局と同時放映のインターネットでの情報提供動画を見ながら別作業をしていました。
ここで、毎度毎度チェックしているのは、盤上の駒の配置と動き、両者の残り持ち時間、優勢度数字等です。
今局は前局同様に17時前という早い時間帯で終了しました。
今局は一日目から二日目と終始、藤井七冠がリードして一度も優勢度が佐々木八段に傾くことなく、終局した様に見ていて感じました。
今局は、両者の残り持ち時間が1時間以上の為、早期の決着であり、佐々木八段にとっては何もできなかったと感じた藤井七冠との力の差を見せつけられた局だったのかもしれません。
2024年の竜王戦は今局まで先手側が全て勝利しています、従って、次局、藤井七冠が後手となりますので、この場合、勝敗の行方がどうなるのか?という感じがします。
これまでの先手番の様に佐々木八段に秘策があれば、次局、三勝三敗となる可能性がありますが、無ければ、後手番でも地力に勝ると思われる、藤井七冠が有利なのではないかと思われます。
果たしてどうなりますか?次局が待ち遠しい感じがしますが、皆さんはどう思われるでしょうか?
ここまで第五局迄を消化しても、決着がつかず、第七局が開催されかもしれない状態なので、第七局開催する予定の山梨県のホテルの関係者の方々はハラハラされているかもしれません。
他のタイトル戦の場合2024年は叡王戦以外はここまでもつれていなかったように思えます。(2024年の他のタイトル戦は藤井七冠は一敗しかされていない様です)
従って、第七局が予定されている山梨県のホテルの方々は第七局開催にならないかなと考えられているかもしれません。
次局の竜王戦第六局は2024年12月11日と12月12日に鹿児島県で行われる予定の模様です。
十一月も下旬近くなり、寒くなってきた今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。