2024年名人戦!第五局開催、藤井八冠勝利でトータル四勝一敗、名人タイトル初防衛!
2024年5月27日作成
REV12
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
表題の件、第五局で19時45分過ぎに、豊島九段が投了・敗戦し、藤井八冠が、この局を勝利しました。
地上波のニュースで、名人戦の開催が報じられていましたので、ご存じの方も居られるかもしれません。
表題の件、5月26日と5月27日両日開かれた2024年の名人戦第五局で藤井八冠が勝利して、タイトル初防衛となりました。
以下、第五局の詳細データです。
5月26日・5月27日 第五局、対豊島将之九段、99手で豊島九段が投了、残り1時間01分(豊島九段残り15分)、先手、四間飛車
一日目、二日目も夕食休憩前まではほぼ互角の評価値・優位性で推移していたのですが、夕食休憩前の豊島九段の70手目で、形勢が藤井八冠に大きく傾いたようにAI評価では判定されていました。
所謂タイトル戦で、TOP OF TOPの棋士同士の一戦なので、一手間違えると、大きく情勢が変化するように思えます。
講師の記憶が正しければ、今期の現在進行中の叡王戦でやはり、それまで五分五分だった感じのAI評価値だったものが、藤井八冠のある一手で、やはり、形勢が大きく対局相手に傾いてしまい、結果、敗戦・投了となってしまった一局があったと思います。
夕食休憩明け後も、双方、攻めぎあいがあり、一方的という事にはならなかったように思えますが、徐々に、残り持ち時間が豊島九段は減っていき、藤井八冠との差が開いていきました。
途中、金打ち・銀打ちなどで、後、二手で詰みだというような、詰将棋を見ているような終盤の場面がありましたが、豊島九段が意地を見せ、守りを固める場面もありましたが、AIが表示している最優良手を藤井八冠があまり考える時間を使わずに打って、さらに豊島九段を追い詰めるような場面もあり、持ち時間が一桁になる前に、豊島九段が投了という感じになりました。
これで、藤井八冠は名人位のタイトルを防衛し、他にも色々な対局はある模様ですが、先ずは、カド番に立たされている叡王戦の月末の一戦に全神経を傾けて勝っていただきたいものです。
その後、連勝し、八冠のタイトルを保持し続けていただきたいと思っていますが、果たして、どうなりますことやら...。
五月も終わりに近づき、愈々、雨の季節に突入なのかもしれませんが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。