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2025年棋王タイトル戦進行中、第二局も藤井七冠が勝利し連勝でタイトル防衛に王手!

2025年2月23日作成

REV9

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースでは、棋王戦の第二局開催に触れられているニュースをあまり講師は見ませんでしたので、ご存じの方は少ないかもしれません。

表題の件、棋王戦の第二局は藤井七冠が勝利し、2025年の棋王戦タイトル戦は藤井七冠の連勝で、タイトル防衛に王手となりました。

以下、第二局の詳細データです。

2月22日 第二局、対増田八段、140手で増田八段投了、残り2分(増田八段残り1分:早指し状態)、後手、雁木

いつもながら、対局と同時放映のインターネットでの情報提供動画を見ながら別作業をしていました。

インターネット上の今対局に関する動画等を確認していたところ、概ね18時くらいの決着を予想されていた様ですが、実際は開始から10時間以上経過した19時半位での決着となり、かなり増田八段が藤井七冠に迫った感じの対局に思えました。

盤上の両者の駒の配置をインターネット上の棋譜の動画で追ってみると、双方、ご自身の玉近くまで攻められており、一手間違えれば、という局面が何度も出てきていた様に思えます。

当日は、最終手が140手であり、19時半過ぎの決着というのも、この棋王戦第二局が如何に激戦であったかという証に思えます。

一応、棋譜を追ってみると、何か所か、ここをこう打っていたらという場面が何回も藤井七冠の手にはあったのですが、ことごとく、最善手若しくはその上を行く手を藤井七冠は指されていた様です。

増田八段も藤井七冠の守りを崩そうと、何回もトライされていたようで、一手違えばという状況を何度も現出されていた様です。

従って、予想より遅い時間及び大きい手数での決着も納得がいきます。

中々、増田八段は若い年代で八段まで上がられている棋士なので、僭越ながら、今後が楽しみな棋士の方である様に思いました。

第一局ではそれほど感じなかったのですが、第二局が終わり、藤井七冠の調子が優れない場合などは、増田八段は侮れない相手だなという感触になりました。

結果、第二局の勝利で藤井七冠は既に棋王タイトル戦でタイトル防衛に王手をかけられましたが、次局も、残り持ち時間の消費状況や盤上の駒配置・動きなど注視していかないと、時局での決着は?な気がしてきました。

元々、増田八段は強い棋士と言われていた様ですが、第二局の結果を見て、講師的には本当に強い棋士だったという認識となり、今後の藤井七冠の行く手を遮る新たな棋士の一人となりそうな予感がしてきました。

尚、棋王戦の雌雄を決するハズの次局第三局は来月3月2日に新潟市で行われる様です。

新たな年も、2月も下旬となり、まだまだ春を感じるのは遠い先の事に思える今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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