劇場版名探偵コ○ン 戦慄の乗換時間（トランジットタイム） SFC修行記 #4
俺の名前はとあるSFC修行僧。
たった一つのSFC取得を目指す、
見た目はただの旅行者、中身は、修行者
...
茶番はこの辺にしておきます。
１．オンラインチェックインの罠
ANAでは、「ANA Smart Travel」と称して、チケットの購入、座席指定、デジタル搭乗券など、ANAアプリですべて完結できるようなシステムを構築しています。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/ana-smart-travel/
そのサービスの一環として、搭乗24時間前からデジタル搭乗券の発行ができる「オンラインチェックイン」は、サービスを利用することで、空港に到着後、預け入れ手荷物がなければ、チェックインカウンターや自動チェックイン機に寄ることなく、スマホでチェックインさえすれば、そのまま保安検査を受けることが可能です。
しかし、全てのサービスでオンラインチェックインが可能かというとそうではありません。
ANAの公式サイトでは以下の場合において条件などありますが、オンラインチェックインができないと明記されています。
（運賃系）
・プレミアム障がい者割引運賃
・プレミアム株主優待割引運賃
・株優割引運賃
○上記はお客様番号登録などにより一部はオンラインチェックが可能です。
（特定条件に該当）
・JAL航空券を持っている
・航空券情報が確認できない
・お手伝いが必要な方など
...etc
端折りましたが、上記の場合はANA公式がオンラインチェックインができないと明記されています。
２．新千歳空港でのできごと
札幌のホテルをあとにし、電車で新千歳空港に移動しているあいだに、「新千歳→伊丹便の機材到着の遅延」に関するお知らせが届きました。
機材到着遅れは何度か経験しているので、特に何も思いませんでしたが、問題はここからです。
電車が南千歳駅を過ぎ、空港も近づいて、オンラインチェックインをしようとしたときに事件は起きました。
「お乗り継ぎ時間が30分に満たないためオンラインチェックインできません」
！！
いや、わたしこの旅程でしっかり予約できてるんですけど？
てか、その乗り継ぎ旅程でチケット発売してるの御社じゃないんですか？
なんて思いながら、
「オンラインチェックインが無理なら自動チェックイン機でやればいいか」
なんて思いながらチェックイン機に立ち寄っても同じ有様。
仕方なく、チェックインカウンターに足を運び、事情を説明したところ、
「遅延でお乗り継ぎできない可能性があるので一旦はオンラインチェックインをお断りさせていただきました」
とのこと。
わたしに与えられた選択肢は以下のこと。
⑴この飛行機に乗ってとりあえず伊丹まで行く。乗継できなかったら次の便に振替
→この場合搭乗者情報に登録しておくので伊丹のGSにお伝えください
（電車でいうところの「行けるとこまでは行く。その先は知らん。なんとかなるさ」）
⑵伊丹行きを諦めて、一旦羽田に向かう。羽田から那覇便に搭乗する
→対応は上記と同じ。
⑶この便を諦めて次の伊丹便に搭乗する
→到着は遅くなるが、伊丹便と那覇便の座席はご用意いたします
さて、わたしが選んだ選択は…
３．1レグ目
通算6レグ目
新千歳→伊丹 運賃種別：スーパーバリュートランジット
獲得PP：１１９９
さて、わたしが選んだのは、
⑴この飛行機に乗ってとりあえず伊丹まで行く。乗継できなかったら次の便に振替
です。
というのも、伊丹からの乗継便に乗れないと（乗らないと）、時間上物理的に那覇からの折返し便に乗れません。
⑵の選択肢を選ぶと、最短乗継でも那覇到着が那覇折返し便より後になってしまいますぎ、⑶の選択肢でも同じ結果になります。
だったら、一か八かとりあえず遅延してもいいからとりあえず伊丹まで行っとけ。というギャンブラー的考え。
しかし、トランジット、そんなうまくいくとは思うなよ。
もともとは、10分の遅延なので、伊丹での乗継時間は20分。
乗継20分ならちょっと急げばなんとかなる。なんて思いながら、飛行機降りてからの動きを脳内シミュレーションしていると、
更なる試練が訪れます。
🎵「ANAから伊丹行き772便ご利用のお客様にお知らせします」
「当機、出発準備に時間を要しているため、定刻から20分遅れての出発となる予定です…」
！？！？！？
つまりは、伊丹での乗継が10分ってこと！？
こりゃGSさんとガンダしないと間に合わないやつ？
とりあえず、伊丹からの搭乗口は分かってるからとりあえずCAさんに到着スポット確認して、沖止めにならないことを祈って、次の出発口までのルート確認して．．．
なんて思いながらのドキドキのボーディングタイム。
ここまでくると、機材がなにかのドキドキなんてものではありません。
無事に乗継できますように...のドキドキです。
そんな意味でのドキドキボーディングタイム。
もうそんなこと考えている余裕ありませんでしたが、写真の通りです。
つまりはそういうこと。モニターなしです。
ここまできたらA321のceo機完全制覇したろうかな。なんて思ってきました。
無事に乗り継ぎできますようにーなんて考えながら機内で過ごしていると、機長からのご挨拶。
「本日はー（）使用機材到着遅れならびに出発準備に時間を要したため．．．」
「なお気流の関係で当機、大阪伊丹空港到着予定が定刻より30分遅れ．．．．．．」
！？！？
！？！？
！？！？
到着予定時刻が乗継便の出発時刻なんですが.......
終わった。本格的な修行初日から終わった。
どうしよう...とりあえず伊丹滞在してしかるべき時間になったら那覇からの折返し便到着地に向かう飛行機を予約しようか...
それとも伊丹のカウンターでゴネて...
なんて思いながらいると着陸態勢に突入。あとはもう伊丹でなんとかするしかないわ。
飛行機は無事到着。CAさんからのアナウンス。
「お乗継で那覇便、○○便をご利用の方は地上係員に…」
これは死の宣告か？それとも…なんてドキドキしながら降りると。
GS「那覇便機材遅れのため現在スポットにいますのでそのまま搭乗口に向かってください」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
助かった。
けどもここでわたしがチンタラしていたら更なる出発遅延が...急げ。
なんて思いながら那覇便出発口に到着。
なんと、わたしが到着口についたときにちょうど一番最後の人が搭乗を終えたようで、わたしが皆様をお待たせしたようではなく安心しました。
とは言っても、羽田からやってきた伊丹那覇便も大遅延ってどんだけよ...
運がよかったです。
４．2レグ目
通算7レグ目
伊丹→那覇 運賃種別：スーパーバリュートランジット
獲得PP：１３０８
無事に乗継ができ、ホッとしたのも束の間。
急に尿意がもよおしてきしました。
とりあえず、ベルトサインが消えるまでは我慢我慢...
気を紛らわすために修行ルートを考えたり、短い那覇滞在なにをしようかなーなんて考えているとベルト着用サインが消えてトイレ...に行けない。
お隣さん、太ももラガーマン…
おまけにぐっすりされている...
どうしよう...
⑴すみません... 起きてもらおう
⑵足を跨いでそーっと越えよう
⑶タックル⭐︎タックル
わたしが出した結論は...
⑷ベルト外してゴソゴソしていたら起きてくれた
すみません...と申し訳なく思いトイレへ
お空の上で天国〜（イメージです
なんて思いながら座席に戻っていると飛行機がゴトゴト...
一気に地獄行きです。（嘘です
どうやら太平洋に雲があり、乱気流に巻き込まれたようです。
それはよくありますが、一瞬機体が降下したのは久々でしたが、
座るとすぐにベルトサインが点灯し、トイレに行けたことで内心ほっとしました
修行僧であればそんなことはよくあることなので。と落ち着くことができました。
あとからflightradarを確認したところ、乱気流を避けるかのように飛行ルートがS字になっていました。
そんなこんなで沖縄着。
あわあわな新千歳→那覇はなんとか無事にフライトを終えることができました。
５．本日のまとめ
余裕を持った旅程を組みましょう。
今回獲得したプレミアムポイント：２５０７（新千歳→那覇通算）
解脱まで：４３９７９（のはず）