20210810_オリンピックのスケジュール表をつくってみよう #WOW2021 Week 29
東京オリンピックは 8/8 に閉会式となりましたが、こちらの Workout Wednesday に取り組んでみました。
2021 Week 29 | Tableau: Can you rebuild the Olympic Schedule?
オリンピックのスケジュールから好きな競技グループを左カラムで選んで表示させるという Viz となります。
今回もYouTubeを止めたり戻ったりを何度もしながら、
お題とはちょっとデザインが違いますが、こんな感じのを作りました。
↑ クリックで Tableau Public に飛びます
要求事項
1.Preppin Dataチャレンジによるデータのクリーニング
2.スポーツグループを追加・削除できるスポーツセレクターの作成
3.表示/非表示ボタンの追加 (2021.2)
4.予選、決勝、メダル授与式を表示するスケジュールの作成
5.その日の特定のイベントを表示するVizをTooltipに作成する
6.Tooltipに別のVizを作成し、その日の他のすべてのスポーツを表示する
7.タイムゾーンを変更するパラメータの追加
8.フォーマットとデザインは完全に一致する必要はなく、上記の要素があればクリエイティブに対応できます
( https://www.deepl.com/translator で翻訳しました)
※Detaset は Preppin Data からではなく、上記WOWページ内にリンクがあった「output data from here」からダウンロードしました。
今回の攻略ポイント
今回も色々と勉強になったポイントがたくさんありましたが、個人的には以下2点が、ダッシュボードでよりインタラクティブな操作が可能となるテクニックとして利用シーンが広そうな気がしました。
2.スポーツグループを追加・削除できるスポーツセレクターの作成
3.表示/非表示ボタンの追加 (2021.2)
公式ドキュメントをちゃんと読むことも大事だなぁと改めて思いました。今後の宿題。
今回の攻略ノート1:スポーツセレクターの作成
ダミーのメジャーを作り、棒グラフを使ってスポーツセレクターを作成します。この際ダミーとなる AVG(1) や MIN(1) などはここでしか使わないので、データペインで計算フィールドを作成するのではなく、アドホック計算として列シェルフをダブルクリックすることで直接作ってしまうのが簡単です。
操作の流れ
① ダミーのメジャーを作り、ラベルを表示させる
② レイアウトを調整、セット別の色を設定する
③ ヘッダーを非表示にし、ツールヒントも調整しておく
次のセットアクションと合わせて利用シーンは今後広がりそうなので、この技はスッと使えるように手に馴染ませておきたいなと思いました。
今回の攻略ノート2:セットアクションで追加・削除
前の項で作ったスポーツセレクターをダッシュボードに配置し、セットアクションを設定していきます。この設定によって選択した競技を追加・削除できるようにします。
操作の流れ
① ダッシュボードアクションで「セットの値の変更」を選択
② セットアクションを設定
③ メニューにセットアクションを追加
セットアクションをほぼ初めて使ったのですが、このように使うことができるのかと実例を通じて理解することができました。応用の幅が広そうです。
ワークシートに比べて、ダッシュボードのほうが作る機会はどうしても少なくなりがちではないでしょうか。私もダッシュボードはコンテナの利用やレイアウトの調整が苦手なのですが、ダッシュボードアクションは複数のシートを横断した操作ができるのでしっかりと理解して使いこなしたいと思いました。
今回の攻略ノート3:表示/非表示ボタンの追加
ダッシュボードコンテナーの表示/非表示 という機能で比較的新しめのもののようです(2019.2 にベータリリース)。対象のコンテナーをハンバーガーボタンに簡単に格納できるので、サイドバーのメニューのような使い方や、フローティングするウィンドウのようにも手軽に使えそうです。
以下 9:50 あたりからがダッシュボードコンテナーの説明
今回作ったもの
今回も何とか形にすることができました。
オリンピックのロゴはライセンスの関係が微妙だったり、メダルの形状も個人的にわかりにくさを感じたので通常の形状を使いました(色はメダルっぽい色に)。
↑ クリックするとTableau Public に飛びます
オリンピックも終わり、このWorkout に取り組むのは正直気乗りがしなかったのですが、実際やってみると セットアクションやダッシュボードコンテナーの表示/非表示ボタンなど、これまで使ったことのない新しい知識や技を手に入れることができて大満足でした。
セットアクションを使いこなすまでにはまだまだ修行が必要ですが、少しづつでもモノにしていきたいなと思ってます。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!
以上