#私を構成する9枚
SNSでよく目にする #私を構成する9枚 を自分もまとめてみました!
1. THE STALIN - STOP JAP NAKED
いきなりこれ以上ないくらい定番中のド定番ですが、やっぱり最初の1枚はコレです。
数学の先生にTHE STALINとTHE STAR CLUBを勧められたのが自分のパンク人生の始まりであり、それ以降はパンク以外ほとんど聴かないパンク一辺倒の人生を歩き出すことになりました。笑
最初にSTOP JAPを聴いたときの衝撃は忘れられません。「世の中にはこんな音楽があるのか!!」と新しい価値観を叩き込まれた気がしました。
こんな自分の感情にダイレクトに揺さぶりをかけてくるジャンルの音楽は初めてでした。
なお、"NAKED" の付かない通常版のアルバム "STOP JAP" は、メジャーで発売にするにあたり歌詞の一部がバンドにとっては不本意な形で変更されていますので、そういった変更がなされていないオリジナル版の "NAKED" を聴くことを強くおすすめします。自分はバンドが本当に表現したかったものではない形で公開された作品には正直価値はないと思っているので "NAKED" 版しか聴きません。
京都にいたこともありなかなか遠藤ミチロウさんのライブには行けませんでしたが、関東に帰ったときでスケジュールが合った際は目黒のAPIA40などでの弾き語りのライブに行ってました(記事トップの画像はそのときの写真です)。2010年の還暦ライブではガッツリ自分がDVDに映ってました笑
2. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - カサノバ・スネイク
中学時代にギターを始めるきっかけになった1枚です。
TMGEのアルバムの中でも激しい曲が多く一番好きな作品です。
『デッド・スター・エンド』『リボルバー・ジャンキーズ』はライブでも演奏したことがあります。
アベフトシさんに心酔していたので、当時はライブでもエフェクターを使わなかったりなど、アベフトシさんのプレイスタイルをとにかく真似していました笑
個人的にはアルバムの中でも一番荒々しい『プラズマ・ダイブ』と哀愁のあるメロディの『裸の太陽』が好きですね〜。TMGEは自分が小学生のころに解散してしまったので生で観られなかったのが残念でなりません。
追記
チバユウスケさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
2023年、ロックレジェンドが亡くなりすぎてショックすぎます……
3. BOMB FACTORY - Moshing Through Tokyo
初めて聴いたときの印象は「ハードコアなのに聴きやすいな!」でした。自分の飾らない感情を叩き付けるようなハードコアさがありながら、THE STAR CLUBやLeatherfaceのように聴きやすいメロディも併せ持っているところに驚きました。
4. G.I.S.M. - SoniCRIME TheRapy
またしても定番中のド定番ですが、日本の誇る偉大なパンクバンドG.I.S.M.は絶対外せません。
今まで聴いてきたアルバムの中でも最も先鋭的かつ激しいと感じた作品の一つです。
2020年末に突然再販された1stの "DETESTaion" がよく話題に挙げられますが、個人的にはこの3rdの完成度の高さに圧倒された経験があるため、こちらを選びました。高校のころに聴いて「こんなに音楽って激しくできるもんなんだなー……」と驚愕した記憶があります笑
ちなみに、1stの "DETESTation" と2ndの "Military Affairs Neurotic" はサブスクも解禁されておりますので、↓にSpotifyを埋め込んでおきます。
追記
横山SAKEVIさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
5. THE MAD CAPSULE MARKETS - 010
自分の好きな音楽の方向性に「変にカッコつけないハードコアだけどメロディアスな要素もあるもの」というかなり難しい(笑)ものがあるのですが、THE MAD CAPSULE MARKETSやAtari Teenage Riotのようなデジタルハードコアのジャンルはドンズバで好みでした笑
こういった作曲技術、自分も身に付けていきたいです!
6. SLIGHT SLAPPERS - MOONLIGHT
これもかなり激しめの作品ですが、やっぱりどこかメロディアスな要素があるんですよね。激しさと聴きやすさを両立させる技術に脱帽です。
このバンドの過去の作品、レコードでしか出さなかったり廃盤になってたりでとにかく聴くのが難しい……泣
7. Muslimgauze - Azure Deux
パンク以外のものだとこういった感じのを聴きます。ジャンルは……何になるんでしょう笑
こういう系統だったり、あとオルタナティブ系の音楽がパンクの他には好きですね!
8. ローザ・ルクセンブルグ - ROSA LUXEMBURG II
ボーカルのどんとさんは大学の先輩です。
ほんと無限とも思える発想力がアルバムから溢れ出ているのが分かります。
どんとさんは自分が小学生のころに亡くなってしまったので、こちらも生でライブに行けなかったのが残念です。アベフトシさんしかり遠藤ミチロウさんしかり偉大な音楽家って夭逝される人が多いのが悲しいです……
9. LOVE PSYCHEDELICO - THE GREATEST HITS
最後もパンクとは全く毛色の異なる作品です。
昔アコースティックでデュオを組んで活動していた時期が少しあったのですが、その際に「ラブサイケデリコに似た曲作るよね」とよく言われていました。
"THE GREATEST HITS"というタイトルですが、一応ベストアルバムではなくオリジナルアルバム扱いとのことです。初めて"Last Smile"を聴いたときは感動しました。
好きなアルバムは星の数ほどあるので、9枚だけ選ぶのは本当に大変でした笑
今回紹介した9枚が自分の好みを一番端的に表しているかと思います。
今後もこういう音楽紹介はどんどんやっていきたいです!