見出し画像

#54 もしも今死んだら、友達はどうやって知るの?

今日は祖父のお通夜があり、先程実家に帰ってきました。

お通夜の受付をしながらふと思ったのですが、僕たちの年代の人が亡くなったときにどうやって知人に連絡をするのか、疑問に思いました。

祖父の場合、回覧板があるような田舎の地域であったため、直接伝えることが可能でした。
また、遠方の人でも電話で伝えることが可能でした。

一方、僕たちの年代の場合、特に地方から都市部に出ていった人は、直接伝えることができる人が少ないです。
また、最近の人は電話番号を知らずLINEやSNSのメッセージでのみ連絡を取り合う友達が非常に多いです。
そのため、自分以外の人間が自分の知人にアクセスする術は非常に少ないと感じました。

これは何も亡くなった場合だけでなく、病気や事故で本人の連絡が取れなくなったときにも困ります。友達はどうやって病気や事故などの不慮の事態を知るのでしょうか。

Facebookは「追悼アカウント」へ切り替える機能がある

Facebookの場合、生前に「追悼アカウント管理人」を指名しておけば死後に「追悼アカウント」として自身のアカウントの管理を任せることができます。

詳細はこちら⬇
https://ja-jp.facebook.com/help/103897939701143

画像1

このシステムを使えば、アカウント所有者の死をアカウント内で通知することができます。これなら「追悼アカウント管理者」がお通夜や告別式などのアナウンスもできそうですね。

他サービスは・・・?

死後のSNSアカウントについて書かれた記事があったのでこちらにリンクを貼っておきます。

「僕が死んだらアカウントはどうなるの?30社のSNSを調べてみた」
https://kakeru.me/other/dske-deceasedaccount/

この記事によると、mixi、Instagramなどは親族の申し出により凍結、削除ができるようですね。

一方、LINEでは利用規約により第三者の凍結、削除ができない状況ですね。

各社対応はさまざまですが、SNSを利用する年齢が上がれば「SNS」と「死」は切り離せない問題になると思われます。

Facebookのような「追悼アカウント」が当たり前になる、もしくはそれに代わるシステムが作られることはもうすぐかもしれませんね。

葬儀屋とかがSNSのアカウント整理まで行ってくれるサービスが普及しそう。。。

SezakiN