世界自閉症啓発デーの動画について
少し前くらいから、「4月2日の世界自閉症啓発デーについて取り扱って欲しい」といったご要望の声をかなりの数頂いた。
世界自閉症啓発デーとは、自閉症を含む発達障害への理解を広げるために、誰もが暮らしやすい社会を実現していこうぜ!的な日だそうだ(かなりざっくりです)
その日は、青い物を身につけた写真を、#WB2019 #mazekozeと入れてSNSにアップすることでお役に立てるとのこと 。
先日女優の東ちづるさんとYoutube生配信をした際にも「是非とも世界自閉症啓発デーを取り扱って欲しい」とお願いされた。
国民的女優に直談判された時点で、もう作るしかないわけだが、なんと更に
東ちづるさんから青いふんどしと青いTシャツが送られてきた。
ここまでされたら、もう、完全にやらざるを得ない。
周りから固めていくタイプだ。
仕事できるタイプだ。さすがだぜ東ちづる。
そして、メッセージが一言送られてきた。
「プレッシャーに感じないで下さいね」
うん。
感じるわ!笑
国民的女優に直談判され、青フンまで送ってきてもらったのにお断りする心の強さがあったら批判コメントのストレスで歯茎腫れたりしないわ!
ほんで、青フンってどこで売ってんねん!
ひょっとして国民的女優がアマゾンで「ふんどし 青」といった検索ワードで探したんか!?とか想像したらシュールすぎる!
売ってるやつも売ってるやつや!
今回以外で一体全体どこのどんなの需要があって販売している商品やねん!
なんか色々面白かったのと、かなり熱心な要望を多数頂いたので、動画作ることにした。
※滑舌悪いのは歯茎が腫れているせいです。おじさんが劣化しているわけではありません。
さて、自閉症や発達障害についても少し調べてみた。
発達障害とは、生まれつきの脳機能のかたよりによる障害とのこと。
得意なこと、不得意なことがハッキリと分かれ、その人が過ごしている環境や周囲の人たちとのズレが起こりやすく社会生活に困難をきたすことがあるのだとか。
更に、外見では発達障害と分かりにくくいため
周囲から「困った人」「協調性の無い人」「わがまま」と思われ、「親の育て方が悪い」といった批判を受けることもあるようだ。
なるほど。発達障害のお子さんをもつ親御さんから熱のこもった要望が多かったのはこのためなのか。
多くの方が発達障害について知り、理解することで発達障害の方のみならず、親御さんの息苦しさのようなものも軽減するのかもしれない。
発達障害は、大きく分けて三つに分類できるようだ。参考にしたサイトで分かりやすく説明されていたので、こちらで引用したい。
①自閉症スペクトラム(ASD)
対人関係・社会性やコミュニケーション能力に困難があり、興味や関心の幅が狭く物事に強いこだわりがあります。同じ行動を繰り返したり、柔軟な思考や変化への対処が難しい人もいます。
ASDの中にも様々なタイプがあり、知的障害や言語障害を伴う場合もあります。診断名や基準によって、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症、カナー症候群、広汎性発達障害などの名称や疾患概念で分類されることもあります。
②ADHD(注意欠陥・多動性障害)
「気が散りやすい」「集中力がない」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」「しゃべりすぎる」「待てない」など、年齢に見合わない不注意、多動性・衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。
感情や行動のコントロールをするのが自分では難しく、また周りから批難や叱責を受けてしまいがちです。
③学習障害(LD)
知的発達に大きな遅れはないのに、書く・読む・聞く・話す・計算するといった特定の行動が困難な状態です。多くの場合は学齢期になってはじめてわかります。読む能力はあっても書くのが苦手、数学だけが理解ができないなど、得意不得意の差が大きかったり、ある特定分野に偏りが見られたりすることが多いです。
困難のタイプによって、ディスレクシア(読字障害)、ディスグラフィア(書字障害)、ディスカリキュリア(算数障害)などに分類されることもあります。
出典:LITARIKOジュニアhttps://junior.litalico.jp/about/hattatsu/
これを見て思ったのだが
俺、ADHDの特徴全部当てはまる
「しゃべりすぎる」なんて、もうまさに。
他にも「あれ?俺も当てはまる!」と言う方、多いかもしれない。
発達障害の診断基準は満たさないが、特性が見られる「グレーゾーン」と呼ばれる方もいるそうだ。
私の場合、特性が見られまくってるので「ダークグレーゾーン」くらいかもしれない。
発達障害かどうかは具体的な数値基準などが無いので、見極めづらいそうだ。グレーゾーンの方は具体的な支援を受けられず、理解を得にくいといった悩みもあるとか。
しかし、他にも色々と調べてみたが、やはりそれぞれで特性や症状などに違いがあり、全てを一括りにして「こう!」と言うことは難しいようだ。
発達障害や自閉症の人とどう接しよう?と考えるよりも
自分と違う人と出会った時、その都度お互い気持ちよく過ごすにはどういう態度で接するのがいいのだろう?と考えたほうがいいのかもしれない。
人と接する時、一つのフォーマットを作って相手を当てはめるやり方は効率が良い。
例えば、初対面の人にはまず自己紹介をして、名刺を交換して、世間話をする。といったお決まりの流れもある種、人と接する際の一つのフォーマットだと思う。
しかし、このフォーマットに当てはまらない人がいたらどうだろう。
初対面の人がいきなり世間話を始めた場合「なんだこいつは自己紹介もしないうちに。」とギョッとしてしまう。
ここで「失礼なやつだな」とシャッターを下ろすのか?「まぁそういう人もいるか」とコミニュケーションを継続するのか?
分岐点が訪れる。
前者は、自分のフォーマットを過信し、そこに収まらないものは排除しようという傲慢さを感じる。ひょっとすると相手は「世間話をして、気があったら個人情報を開示しよう」と考えているのかもしれない。
後者は、フォーマットに固執せず、相手に合わせてフォーマットをカスタマイズできる柔軟性があると感じる。こちらの方が、多様な考え方を持つ気持ちよく過ごせると思う。
私自身も、そんなに人付き合いは得意な方ではなく、自分のコミニュケーションのフォーマットに相手を当てはめようとしてしまう。楽だから。
世の中は多様な人々が存在している。今回の動画作りを通して、大変かもしれないが、一人一人を見ながら柔軟に接していくことが大切だと感じた。
そうしたらきっと、社会全体のストレスも減り、私の方に歯茎を腫らしてヒーヒー言う人も減るのかもしれない。
最後に。
考えるきっかけをいただいた東ちづるさん、そしてご要望頂いた皆さん
おおきにやで〜〜〜〜〜
こちらのサポートは、次のせやろがい動画の撮影費用となります。飲み代とかに使ったりしません。多分。いやぜったい!