Figma Config 2022 リモート登壇 & Config Watch Party レポ
先日 Figma Config という Figma が主催したカンファレンスに登壇してまいりました🎉
「30になるまでに海外カンファレンス登壇!」を目標にしていたので、リモートではありますが実現できて感無量です。
せっかくなのでどんな経緯で登壇することになったのか、登壇までにやったことを振り返っていこうかなと思います。
CFP から応募
Figma Config では CfP - Call for Proposal の略で要するに発表内容の公募が行われていたので、そこから応募しました。
この段階では
発表内容
ターゲットオーディエンス
オーディセンスは何を学ぶことができるのか
辺りを記入しました。そして神に祈りつつ合否を待ちます。
登壇決定の連絡と準備
それから数ヶ月経ったある日にこんなメールが!!
来た時はちょっとビビりましたが意を決して参加確定の返信をして、それから具体的な準備に入りました。
実は今年の Config では現地 Figma オフィスに行って登壇するかリモートでの登壇かを選べたのですが、私はご時世的なのと現地で英語で話すの緊張ですごいことになりそうだなと思ったので、チキってリモート登壇を選びました。
それから登壇内容の準備についてですが、なんと贅沢なことに Figma の Designer Advocate の方から2回内容のレビューをいただけました。
1回目はアウトラインだけでフィードバックをもらい
2回目は具体のスライドに起こしたものを通しで話して、それについてフィードバックをもらいました。
国内でもカンファレンス登壇はしたことがありますが、レビューいただけたのは初めてで「流石グローバルカンファレンスだ…発表の質を高める仕組みがあるんだな」と思いました。
実は自分からせっかくの機会なので Figma の人にレビューもらいたいなーとは思っていたのでこれは願ったり叶ったりでした。
事前にプロの Designer Advocate の方からフィードバックをもらえたことで自分の発表の内容にも自信を持てたし、実際に分かりづらい箇所などの改善も行えてクオリティはメキメキ上がったと思います。
こうしてフィードバックをもらいブラッシュアップしたらいざレコーディングです!レコーディングはフィードバックをしてくれた Designer Advocate だったり他のコーディネーターやレコーディング会社?の人たちに見守られながら Zoom で行いました。
レコーディングはライブより気が楽かな〜とは思っていたんですが、オーディエンスの反応が見えなかったり、レコーディングしてから実際に見られるまでラグがあるので無限に反省会してしまったりとデメリットもありました。
Config 当日!
Config 当日では Tokyo Config Watch Party という一緒に Config を見る会に参加してきました。
久しぶりの大規模オフイベントでドキドキでした。平日だしそんなに人来るのかな〜とか勝手に心配してたのですが、多分150人くらい来てたのではないでしょうか。Figma の盛り上がりが伺えます。
こちらの動画を見るとより盛り上がってる感を感じられると思います。
当日は自分の登壇を見守る & 前後のトーク以外にも他の日本からの登壇者の方の発表を見守りながら過ごしました。
Kamome さんの発表
Hiroki Tani さんの発表
putchom さんの発表
ちなみに私のはこちらです。
ネットワーキング
皆さんの発表を見た後は交流会でした。
色んな方とお話しさせていただいてとても楽しかったのですが、なんとなく皆さん組織の壁の越境に苦労されていることが多いのかな〜という印象です。
「あまりエンジニアがデザインシステムに乗り気でない」「デザインレビューをきっちりやるのがスプリントに組み込みづらい」などなど。
「世のエンジニアよ、もっとデザインに興味持て!」と言うのは簡単なのですが、こういう二つの領域が重なるようなところでは組織論とか巻き込み力を育んでいくことが大事だな〜と改めて実感しました。
また、デザインエンジニアというロール自体が比較的新し目だと思うので、その方面でのキャリア形成について先行事例を作っていったり、エンジニアがデザインにも踏み出す楽しさの発信をできていければいいな〜という想いを抱き始めました。
おわり
すごい準備が大変でしたが、得たものもとても大きく貴重な体験でした。
一応海外カンファレンス登壇は果たしたのですが、やはり現地でライブで English 話してみるというのも一度経験したいので、また機会が作れるように頑張っていきたいです。
あと Figma コミュニティ、日本法人ができた流れもあってこれからどんどん盛り上がっていきそうというか私も盛り上げの一助になりたいですね。
これを読んでいる皆さんも一緒に盛り上げていきましょう!それでは!!