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住宅関係で、施主に唯一!?おすすめできる本

住宅関係の本って、うさんくさかったり、偏ってたり。良い本ってほんと少ないけど、この本はおすすめできます。

住宅関係で唯一!?おすすめできる本は?

『エコハウスのウソ〔増補改訂版〕』前真之著(東京大学准教授)

エコハウス

なぜすすめるのかって?

考えが論理的かつ根拠に基づいているからです。

というか、論理的に根拠に基づいて考えていくと、やぱりこの結論に行き着くねーという感じ。

前先生の考えも私の考えも、別に斬新な発想とかではなくて、突き詰めて考えると、おのずと行き着く答えなんですよ、たぶん。

前先生の意見は、「論理的かつ根拠に基づいて突き詰めていくと、おのずと行き着くであろう考え集」みたいなものなので、賛同できる部分が多く、こうしておすすめできるわけです。

ザックリ内容を

タイトルはきつめ(出版社からの提案!?)ですけど、内容は全くそんなことなく、論理的で偏りなく、納得感が持てる話ばかり。

いくつか、ネタバレしない程度に紹介します。

「省エネ基準はエコなのか?」
断熱等級の最高等級が最高じゃない問題でも触れたような、日本の省エネ基準の遅れを、数値的に解説。→確かに!

「庇って意味あるの?」
東西は、横殴りで日が入るから意味がない。窓付けないか小さくするかしかないよ。→そりゃそうだ!

「日本の窓」
アルミ死守を続けるサッシ業界。世界的にみると、日本は異様に遅れてる。→ほんとだよね!

「気密は息が詰まるのか?」
気密はエコハウスの要。低気密では断熱がきかない。断熱と気密はセットで。→もっと言って下さいよ、前先生!

「直射日光より天空光」
この本でこの考えを知り、間取りづくりの参考にしています。南からの採光にこだわりすぎない考えです。→目からうろこ!

まとめ

私が誰かの本をおすすめするなんて、珍しいでしょ?それくらい厳しく見ても、とても参考になる本ってことです。

てな感じで、家づくりをこれから始める方は、ぜひ読んでみてください。

あ、施主だけじゃなく、住宅関係者こそ、絶対頭に入れておくべき内容ばかりなので、ぜひ!

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